2024年7月14日 (日)

日本市場に再投入――三菱トライトン

TVK「クルマでいこう!」三菱トライトン。2.4L直列4気筒ディーゼルターボエンジン(204PS)。6AT。副変速機付きパートタイム4WD(スーパーセレクト4WD)。GSR全長5360㎜、車幅1930㎜、車高1815㎜、車重2140㎏。GLS全長5320㎜、車幅1865㎜、車高1795㎜。試乗車はGSR。最小回転半径6.2m。安全性評価はよくできました。燃費10.8km/L。リヤシート膝前ゲンコツ3.5個。頭上2.5個。1978年に発売されたフォルテをルーツとする1tピックアップトラック。5世代に渡り570万台を生産。世界150か国で販売。パワーフォーアドベンチャー。エンジン、パワートレーン、ラダーフレームを一新。2011年以来の再登場。ダブルキャブのみ。インテリアはホリゾンタル・アクシズ・コンセプト。水平基調の造形。アクティブヨーコントロール。懐かしい感じ。下からトルクが出ている。良路ではゆったりした乗り味で快適。段差ではちょっとリヤが揺すられる。最新のデバイスも搭載されている。老舗の味と最新の技術が組み合わされている。全幅が広くドアミラーが大きいので細い道では気になる。荒れた路面では乗用車志向のSUVとは異なり揺れの収まりにぶるつきが残る。フレーム付きのリーフリジットならではの乗り味。ワインディングでは素直に走る。扱いやすい。AYC搭載。コーナリング時に内側のタイヤに軽くブレーキをかけて曲がりやすくする。魅力的な車に仕上がっている。日本のマーケットにピックアップを普及させるきっかけになるかもしれない。6時間くらいの長距離ドライブをしたが疲れなかった(藤トモ)。想像以上に入れてよかったという声を頂いている。マリンスポーツや自転車などアウトドアのユーザーなど。日本市場ではダブルキャブが受け入れられると判断した。力強い、パフォーマンスが最高、使い勝手の良さを意識して開発。荷台は水が抜けるように設計されている。悪路走破性は最高水準。それを担保しながらいかにオンロードでの乗り心地をよくするかを追及。タフな状況下で使われても壊れない性能がベースにある。海外では税制面でピックアップが普及している。日本では軽トラがあったので。日本市場に投入するのは開発陣の長年の野望だった。〇:カッコよくて、機能的でしかも快適。オンロードでは高級SUV並みの快適性。悪路ではヒーロー級の頼もしさ。×:GSRのタイヤが内側に引っ込んで見える。雨の日、車内に載らない荷物は荷台に。

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2024年7月 7日 (日)

オンロード性能が向上――ジープ・ラングラー

TVK「クルマでいこう!」ジープ・ラングラー。2.0L直列4気筒ターボエンジン(272PS)。副変速機を備えた4WD。8AT。試乗車はエントリーグレード。全長4870㎜、車幅1895㎜、車高1845㎜、車重1990㎏。最小回転半径6.2m。安全性評価はよくできました。燃費6.9km/L(※参考値)。リヤシート膝前ゲンコツ3個。頭上3.5個。ジープの本格オフローダーがマイナーチェンジ。ジープ直系のモデル。エントリーグレードが復活。7スロットグリルのデザインを変更。冷却性を向上。12.3インチタッチスクリーンを標準装備。グリルのたたずまいがモダンに。スポーツに限ってサイドステップがない。下からトルクの出る気持ちのいいエンジン。ステアリングの収まりも改善された。高速道路での静粛性も高い。フレーム付きの車のアドバンテージが出ている。一般道でも乗り心地は悪くない。乗り味が洗練されてきている。荒れた路面ではゴツゴツ感はある。ワインディングでもよくなった。ライントレース性もいい。タイヤの変更の影響が大きいのではないか。ルビコントレイルで究極の走破性を確認。こうして試乗してよくなったと実感した。オンロード性能が高まった。市場では人気。累計で25000台売れている。顧客にインタビューすると無二のデザインが売り。エントリーグレードの復活、顧客の層を広げたかった。20代の人に売れている。若いマインドを持ったエイジレスな人にもアピールしたい。ブランドの象徴がラングラー。フォルムは変えてはいけない。モデルのDNA。10年前は好きな人に乗って欲しいと考えていた。今はコアな層は大事にしつつ多くの人に乗って頂きたい。〇:圧倒的な個性と存在感。大幅に進化したオンロード性能。洗練さが増した走り。日常の安心感UP。×:若い世代には手の届きにくい価格。494万円→870万円→799万円。エンジンは直4 2Lターボのみ。

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2024年7月 1日 (月)

ハイパフォーマンスBEV――ヒョンデ・アイオニック5N

TVK「クルマでいこう!」ヒョンデ・アイオニック5N。175kW+303kW。84.0kWh。全長4715㎜、車幅1940㎜、車高1625㎜、車重2210㎏。最小回転半径6.21m。安全性評価はよくできました。電費km/kWh。リヤシート膝前ゲンコツ5個。頭上1個。ヒョンデのハイパフォーマンス・ブランドとしてのN。モータースポーツやローリングラボで蓄積してきた技術を詰め込んだ一台。空力特性を改善させる専用パーツが装備されている。フロントにはモノコックバケットシートを装備。N Active Sound+という機能。車内外のスピーカーからエグゾーストノートを響かせる。CHAdeMO方式の急速充電に対応。アイオニックをベースにとことん高性能化。足回りはしなやか。ボディに補強対策。サスペンション系も新設計に近い。電気自動車に乗っていることを忘れるくらい音作りがリアル。エコモードにすればゆったり穏やかに走る。流れに乗って走っていると快適。荒さがない。タイムラグのない追従性。荒れた路面では路面の突起に合わせてタイヤがたわんでいる感覚も伝わってくる。細い道だと車幅が気になる。サーキット(袖ヶ浦フォレストレースウェイ)ではパフォーマンスをフルで発揮させた。サーキットで楽しめる車。ドリフトもできる。ドライビングに集中できるBEV。2t以上あるのに精度が高い。評論家仲間に「乗った方がいいよ」と電話しまくった。モータースポーツで培った技術を市販車にフィードバックするチームが担当している。今の時代、ルーチンでもある程度の車はできるが、そこから先は人次第。開発者は面白い車、エモーショナルな車を造ることに注力している。日本のカーカルチャーをリスペクトしている。ホワイトボディから強化している。フォルムは同じだけど中身は別。乗り味の順列組み合わせを全て仕上てきている。ニュルブルクリンクの長いコースをフルで二周走れる。バッテリーの温度管理で実現。買ったその日からレースで楽しめる。日本でも好感触を得ている。〇:BEV史に残る名車になる予感。スポーツドライビングを楽しむパッションをBEVで満喫できるという衝撃。×:万全とは言えないサービス体制。足元のサイドシルが厚く乗降時にスソが汚れやすいかも。

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2024年6月22日 (土)

スポーティなSUVの嚆矢――ポルシェ・カイエン特集

TVK「クルマでいこう!」ポルシェ・カイエン特集。千葉県木更津市のポルシェエクスペリエンスセンター東京の専用コースで走りを検証。今回の改良ではデジタル面での改善とスポーツイメージの強化がなされている。インテリアはダッシュボードを一新。助手席側にもディスプレイを配置。パワートレインは3.0LV型6気筒ターボ、4.0LV型8気筒ターボ。それぞれにモーターを組み合わせたPHEVもある。8AT。サスペンションは金属製のバネとエアサスペンションの二種を設定。ボディスタイルはハッチバックスタイルとクーペスタイルの二種類。試乗車はSクーペ。全長4930㎜、車幅1983㎜、車高1678㎜、車重2250㎏。V8ターボ(474PS)。安全性評価はよくできました。クーペはよりスポーティなデザイン。ダッシュボードの視認性・機能性・カスタマイズ性は大幅に向上。ポルシェがオリジナルで開発したV8。流していると緻密に粛々と回る。踏み込むといいサウンドを響かせながら猛然とダッシュする。クルーザーのような乗り味。ステアリングの精度感は他のSUVではないレベル。そこまで大きい車に乗っている感覚はない。ポルシェに共通する特徴。走っているときの手の内感は他のポルシェ同様カイエンにもある。燃費9.4km/L。リヤシート膝前ゲンコツ4.5個。頭上1.5個。ポルシェエクスペリエンスセンター東京のハンドリングトラックではポルシェが芯はスポーツカーメーカーであることが色濃く伝わってくる。雨でウェットな路面だがまだまだいける感覚がある。重いSUVになってもポルシェらしさを大事にしている。オフロードコースでは最大斜度28度の坂を登る。車体がぶれずに行く。モーグルでも車体の捻じれを感じにくい。カイエンはポルシェが初めて出したSUVかつ4ドア。3代目のビッグマイナーチェンジ。フェイスリフト。フライライン。フロントから屋根、後ろに下がっていくラインが共通原則。V8でも十分環境に対応できる。V8だと余裕をもって走らせることで燃費や環境性能をクリアした。ポルシェは実は快適性を重視している。〇:SUV・スポーツカー・GTの3要素を超高次元で融合。スポーツカーのハンドリング、ラグジュアリーな乗り心地、オフロードの信頼性を高次元で両立。×:街中では持て余すサイズ。BODYサイズはより大柄に。

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2024年6月11日 (火)

コスパ抜群――ホンダWR-V

TVK「クルマでいこう!」ホンダWR-V。1.5L直列4気筒エンジン(118PS)。CVT。全長4325㎜、車幅1790㎜、車高1650㎜、車重1230㎏。最小回転半径5.2m。安全性評価はよくできました。燃費15.5km/L。リヤシート膝前ゲンコツ5個。頭上2.5個。インド生産の新規コンパクトSUV。エンジンはガソリン仕様のみ。FFのみ。リヤタンク。VEZELと大きく変わらないサイズ。ホンダセンシングを全車標準装備。ACCも装備。実際は結構大きい。元々タイで企画・開発。現地で求められているサイズ。インテリアは安っぽい感じがしない。料金所からの加速は自然な制御。動力性能は何ら不満はない。最新の安全運転支援機能はほぼ付いている。前の車との追従性もよい。操舵コントロールも的確。上り勾配でも下からトルクが出ている。坂道でも静粛性が高い。荒れた路面ではちょっとゴツゴツ感は伝わってくる。フロアの剛性感は高い。嫌なビシバシ感はない。穏やかなステアリング特性。スローなステアリング。リラックスしてゆったりとドライブするセッティング。若かったら買っていたかもしれない。下のグレードも楽しい。開発のコンセプトは楽しくて使いやすいSUV。若い人にはコスパが良くないと乗って頂けない。ホンダの持つ車の資産を合わせて一台の車として開発している。グローバルな資産を上手く使っている。品質に関しては細心の注意を払っている。お求めやすさとリソースでガソリンに一本化した。視点の高さを探りながら設計した。若い顧客に気軽に受け入れられている。Zグレードが売れ筋。〇:週末をより楽しくしてくれるキャラクターと抜群のコスパ。存在感のあるスタイル。欲しい機能を充実させた250万以下で購入できるSUV。×:Z+グレードを選ぶとルーフキャリアが付かなくなる。Z+には天井に荷物を載せるルーフレールはつけられない。

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2024年6月 5日 (水)

Bセグメントの凝縮感――トヨタ・ヤリス

TVK「クルマでいこう!」トヨタ・ヤリス。1.5L直列3気筒エンジン(91PS)&モーター(59kW)、1.5L直列3気筒エンジン、1.0L直列3気筒エンジン。試乗車はハイブリッド。FF。全長3950㎜、車幅1695㎜、車高1495㎜、車重1100㎏。最小回転半径5.1m。安全性評価はよくできました。燃費27.3km/L。リヤシート膝前ゲンコツ2.5個。頭上2個。2024年1月にマイナーチェンジ。先進運転支援機能のアップデート。プリクラッシュセーフティ。交差点での出会いがしらの衝突を軽減。フロントグリルの意匠を変更。シート素材の変更。存在感を高めてきた。精悍。タイヤが転がっているときのしっとり感が増した。ざらついた路面でのビリビリ感は上手く抑え込んでいる。ステアリングの感触、切るとスムーズに反応する。ドライバビリティもいい。思った通りの加速。軽自動車とは高速道路での快適性のレベルが違う。上り坂でもエンジンは静か。加速しても軽やかにエンジンが回る。荒れた路面では突き上げが結構くる。路面がある程度荒れていると乗り心地が急速に悪化してしまう。PDA(プロアクティブドライビングアシスト)が気に入った。進化した1ペダルドライブ。コンパクトカーで日本でトップクラスの燃費をたたき出す。コネクテッド機能が進化。Bセグメントらしい車。4年ぶりのマイナーチェンジ。ハードウェアは変わっていないと資料にあったが乗ると結構変わっている。スポット溶接の打点を増やした。ステアリングの剛性を強化。アブソーバーのチューニング。フロントマスクは躍動感に洗練感を付与。燃費へのこだわり。ヤリスでは軽いことが環境への何よりのインパクト。堂々としたデザイン、最新の安全環境性能を凝縮したのがヤリス。ヤリスクロスも同様の進化。〇:圧倒的な燃費を保ちつつ走りの質感を向上。抜群の低燃費と密度の高いドライブフィールの両立。×:OPの16インチタイヤだと荒れた路面でゴツゴツする。内装の一部。素材が安っぽく見えてしまう。

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2024年5月29日 (水)

比べて納得! トヨタ クラウンシリーズの多彩な魅力

TVK「クルマでいこう!」比べて納得! トヨタ クラウンシリーズの多彩な魅力。クロスオーバー、セダン、スポーツの三つの車形を比べる。ユーザーの価値観の多様化に対応。世界40の地域で展開されるグローバルなモデル。クロスオーバー、スポーツ、セダンの三台とも車形が違う。クロスオーバーは登場当初は驚いたが、時間が経って目が慣れてきた。意外と間口が広い。スポーツはとにかく格好いい。デザインで攻めている。スポーティ。三台で一つのクラウンという世界観を作り上げて国内だけでなく今後はグローバルに展開していこうとしている。海外のプレミアムモデルとガチンコで戦おうとしている。クラウン専門店も横浜市都筑区にできた。輸入車に乗っている人も来店するとのこと。四代目としてエステートも出る予定。クラウンの世界は広がっていく。

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2024年5月23日 (木)

新世代e:HEV――ホンダ・アコード

TVK「クルマでいこう!」ホンダ・アコード。2.0L直列4気筒エンジン(147PS)&モーター(135kW)。全長4975㎜、車幅1860㎜、車高1450㎜、車重1580㎏。最小回転半径5.7m。安全性評価はよくできました。燃費20.3km/L。リヤシート膝前ゲンコツ5個。頭上2個。11世代目。北米を中心にグローバルに展開するセダン。全長を75㎜延長。伸びやかなフォルム。インパネにエクスペリエンスセレクション・ダイヤル。エアコンやオーディオ、照明などの操作をまとめて行う。新世代e:HEV。ハイブリッドモデルのみ展開。HONDA SENSING 360を国内で初採用。アコードが実質的にフラッグシップモデル。後ろ下がりのリヤが端正にまとまっている。インテリアは水平基調の最新のホンダらしい仕上げ。Googleと協業している。音声認識のレスポンスが速い。運転するのが楽しいハイブリッド。エンジンを回すと気持ちよい。ゆったりした乗り味。しっかりした足回り。ステアリングは先代よりクイック。斜度9%の上り坂ではモーターだけでは足りない。が、エンジンを回しても静か。高級車らしい静粛性。車全体が路面にぴたっと張り付いている感覚。スポーツセダン的な運転感覚。素晴らしいドライブフィールを持つセダンに仕上がっている。メルセデスEクラスとほぼ大きさ。アコードがアコードであるために最新の技術を妥協せずに取り入れる。メッキに頼らずシンプルにデザイン。スリークな車体を際だたせる。すっきりした視界。強度を保ちつつ細くしたAピラー。e:HEVは人に寄りそう制御。日本では大きなセダンが売れないが、セダンの3BOXの格をユーザーに再度検討して頂きたい。ハイブリッドはEVになるまでの効率的な繋ぎ。〇:エンジンの気持ちよさを味わえるハイブリッド。HONDAの人と技術が実現させた意のままの操縦性と気持ちのいい走り。×:スポーティな装いのグレードも欲しい。右足にフットレストが欲しくなる。

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BoschのR&Dセンターか

横浜市営地下鉄・センター北駅近くのBoschの建物。研究開発施設か。
センター北:Boschの新施設
パナソニックTX1で撮影

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2024年5月14日 (火)

ボルボ最小のBEV――ボルボEX30

TVK「クルマでいこう!」ボルボEX30。200kW(272PS)。69kWh。全長4235㎜、車幅1835㎜、車高1550㎜、車重1790㎏。最小回転半径5.4m。安全性評価はよくできました。電費6.1km/kWh。推定航続距離421㎞。リヤシート膝前ゲンコツ3個。頭上2.5個。ボルボは2030年までに販売する全ての自動車をBEV化すると公表。ボルボ史上最少のBEV。日本の交通市場にマッチしたモデル。機械式駐車場に入るコンパクトなBEV。トールハンマーライト。エッジの利いたシャープなデザイン。インテリアは北欧の自然をイメージ。CHAdeMO方式の急速充電に対応。サイズ感がいい。一目でボルボと分かる。インテリア、ダッシュボード周りにボタン類がほとんどない。料金所からの加速も速い。タイムラグも少ない。静かでロードノイズも低く抑えている。遮音性は予想以上。視点もちょうどいい高さ。荒れた路面でも突き上げが少ない。よれない。ドラミング現象もない。快適性は相当高い。ハンドリングは軽快。BEVの重さを感じさせない軽やかな身のこなし。ボルボに見えるデザイン。操作系は従来のボルボにない新しさを追求している。FRなので小回りが利く。日本のマーケットにおいては極めて大切なモデル。販売は良好。デザインはボルボのチーム。最新素材を目に見える形で採用。ボルボは乗り始めは乗り心地が固いことが多いがEX30は初めから柔らかい。走りの味付けもボルボで行っている。ドライバモニタリングも搭載している。アクセルの味付けもボルボらしい。本国では四駆モデルもあり。〇:デザイン・走り・手頃なサイズ。3拍子揃ったBEV。BEV時代のVOLVOデザインと機能美を表現した一台。×:せめてハザードスイッチぐらいは目立つ場所に置いて欲しかった。スピードメーター/シフトポジションなどは全て中央の画面の中に表示。

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