過去のカセットテープ資産が復活――東芝 AUREX TY-AK21
東芝のCDラジカセ AUREX TY-AK21(S)が届いたのでセットアップする。思っていたよりは小さい。ワイドFM対応なのでAMは不要かなと思ったら、時刻はAMアンテナを付けていないと自動補正されないとのことで取り付ける。
カセットテープの資産が意外とあったので、それをどうしようかなと思っていたところ、この機種はUSBメモリやSDHCカード(※32GBまで)にmp3ファイルとして取り込める機能があるとのことで購入意欲が湧く。
昔はLPレコードの他にカセットテープでも楽曲が販売されていた。CDが発売されるようになってからもしばらくは併売されていた。CDラジカセを所有していない時期に購入したテープを廃棄せず保管していたという話。
音楽系サブスクサービスだと何故か同じようなアルバムしかレコメンドされず、聞き飽きていたのもある。パソコンに取り込んでいたwmaファイルは非対応とのことで直接の再生はできない。Bluetooth対応なのでWindows Media Player経由では聴ける。
20W+20Wとミニコンポ並みの出力なのも購入の決め手になった。ミニコンポだと据え置きで今の住環境だと置き場に困るのでBluetoothスピーカーでも買おうかと思っていたところだった。
……試しに再生してみる。学生の頃だと2.5W+2.5Wくらいのラジカセで聴いていたので、印象が全く異なる。かなり古いテープなのだけど、本来のポテンシャルは十分にあって、それが未だに聴けるという点では有難い。商品力の高い機種だと思う。
カセットはオートリバースではなくテープの終点にきたら再生が切れるようになっている。A面B面で分かれてしまうが、半導体メモリに録音することを考慮するとそちらの仕様の方が好都合かもしれない。
イコライザのプリセットを増やして好みのを選べたらもっと良かっただろうか。ヴォーカル曲だとバックバンドの演奏が強調され気味に感じる。
<追記>
AUREX TY-AK21、32GBのSDHCカードが届いたのでカセットテープのデジタル化のテストを行う。基本的にはテープの再生モードにして、SDボタンを長押しすると録音が開始される。後で確認するとRECフォルダの中にTAPEフォルダが出来ていて、その中にtrack_001……といった形でmp3ファイルが作成されていた。ビットレートは192kbps。
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