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2024年7月

2024年7月31日 (水)

四駆モデルはリヤにエクストレイルと同じモーターを採用――日産ノート

TVK「クルマでいこう!」日産ノート。1.2L直列3気筒エンジン&モーター(85kW)、1.2L直列3気筒エンジン&前輪85kWモーター+後輪50kWモーター。全長4045㎜、車幅1695㎜、車高1520㎜、車重1350㎏。最小回転半径4.9m。安全性評価はよくできました。燃費15.1km/L。リヤシート膝前ゲンコツ3.5個。頭上2個。2023年12月にマイナーチェンジ。今回は四輪駆動モデルを紹介。フロントグリルにデジタルVモーションを採用。先進感を強調。外内装をマイナーチェンジ。インテリアもおしゃれに。e-POWER。高速道路だと静かに走る。プロパイロットはライントレース性が高い。車間距離維持もよい。荒れた路面でもいやな振動や突き上げがない。登り勾配でもエンジン音は低く抑えられている。エンジン系の遮音性能に気を使っている。荒れた路面では熟成が進んでいる感覚。突き上げもよりマイルドになっている。四駆モデルのメリットをはっきり感じる。派手なボディカラーが加わった。快適性の高さでは頭一つ抜けている。雪道で四駆モデルの安心感が高い。好調な販売実績。コンパクトカーの需要が質の高いものを求める方向にシフトしてきている。日々の生活の中で使っていただくことで生活をより豊かなものにしている。日本の風景に溶け込むデザイン。ほとんど国内向けの車として開発。リヤに50kWモーターを採用。ドライでもウェットでも安心して走れる車を目指して開発した。エクストレイルと同じモーター。普通の道でも姿勢の変化が少ない。前後トルクの配分をチューニング。ダンパーのチューニングをやり直した。発電時のエンジン音もチューニングした。日々改善している。プロパイロットとナビと別々にオプションで注文できるようになった。4割はオーラを選択。四駆のNISMOもあり? 〇:快適性NO1のBセグコンパクト。走りの質感がUP。快適性も向上。×:ライバルに及ばない燃費。従来よりも保守的なフロントフェイス。

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高いコストパフォーマンス――BYDシール

TVK「クルマでいこう!」BYD シール。230kW(AWD:160kW+230kW)。82.56kWh。試乗車はFR。全長4800㎜、車幅1875㎜、車高1460㎜、車重2100㎏。最小回転半径5.9m。安全性評価はよくできました。電費8.5km/kWh。推定航続距離702㎞。リヤシート膝前ゲンコツ5個。頭上2.5個。e-スポーツセダン。ATTO、ドルフィンに次ぐ三番目のモデル。シールは英語で海洋哺乳類グループを指す。海からインスピレーションを得た。テスラのモデル3などがライバル。インテリアは伸びやかな曲線と躍動感のある仕上げ。eプラットフォーム3.0。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用。CHAdeMO方式の急速充電に対応。BEVは空気抵抗をいかに下げていくかが航続距離に直結する。空力を意識したプロポーション。運転席はそこそこ解放感がある。動力性能は相当強力。十分速い。アクセルを踏んでも急加速はしない。ただ、戻しても加速が続く感覚。少し違和感を覚える。かなりスポーティ。スポーツセダンとして納得できる出来。コーナリングも気持ちよい。ブレーキも制動力は問題ない。フィーリングも悪くない。あまり強くないブレーキングではやや曖昧。ハンドルを切った際のノーズの反応に遅れがない。コーナーの途中の踏ん張り感、タイヤを上手く使って走っている。乗っていて楽しい。BEVとしての性能をしっかり持っていて500万円を切る価格がBYDの強み。ロードノイズが小さい。BYDは1995年に中国の深圳で創業。バッテリーが祖業。日本では2002年にBYDジャパンを設立。2015年からはEVバスやフォークリフトを販売。2022年からBEVを販売開始。中国国内の総需要が急速に高まっている。BYDはBEVとPHEVとの双方の技術が顧客のニーズにはまった。バッテリー/制御装置を内製する垂直統合型企業。デザイナーは欧州の人材。エンジニアも欧州の人材が多い。金型は日本のトップ企業のものを使用。精度の高さを実現。価格競争力に関しては、量産効果と主要部品の内製化、納期の短さなどがコスト競争力に繋がっている。中国の補助金政策が米国やEUから問題視されている。〇:期待以上の完成度と高いコストパフォーマンス。独創的なデザインとコストパフォーマンスの高さ。×:ADAS(先進運転支援)の完成度。後席の乗り心地。もう少し優しくてもいいかも。

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早くもマイナーチェンジ――BYD ATTO 3

TVK「クルマでいこう!」BYD ATTO 3。150kW。58.56kWh。全長4455㎜、車幅1875㎜、車高1615㎜、車重1750㎏。最小回転半径5.35m。安全性評価はよくできました。電費7.2km/kWh。推定航続距離422㎞。リヤシート膝前ゲンコツ4個。頭上2個。ミドルサイズSUVがマイナーチェンジされた。BYD最新の技術を採用したBEVとしてグローバルに販売。フィットネスジム×音楽をイメージしたインテリア。ユニークな造形。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用。最新のe-Platform3.0。外部電源にも対応。CセグメントのBEV。外観にこれといった特徴はないが、インテリアはユニーク。ドイツ車風の乗り味。何でもありが将来BYDらしさになるか。加速は十分速い。乗り心地はよい。ロードノイズも抑え込んでいる。段差もボディと足回りが上手くコンビを組んで走らせている。登り勾配では大きくなったボディを楽々と走らせる。ボディの剛性が高い。しなやかな足回りで荒れた路面でも不快さを感じさせない。路面に張り付くような接地感はないが、普通に扱いやすい。ハードウェアとしてよくできている。長年乗った際の耐久性は未知数。新車としてのフィーリングは予想以上。内装の仕立てが良い。日本市場に参入した際の一車種目。使い勝手のよいモデルサイズ。コストパフォーマンスの高さが売り。デザイナーは欧州車をデザインしていた人物。イタリア系のドイツ人。ヨーロッパのエンジニアもいるし日本車も参考にしている。道路に吸い付くような走りを目指している。長時間乗っていても疲れにくい。2023年には300万台の販売台数。スケール感の大きいブランド。中国でも上位の大学から人材を採用。〇:上質な乗り味とインテリア。自由な発想で生まれたデザイン。上級クラスの先進装備が充実。×:キャラクターに不似合いなスポーツシート。「Hi, BYD」の音声認識の精度は高いのに求める操作に結びつかない。

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2024年7月19日 (金)

見込み客じゃなかったの

ホンダカーズ横浜に電話して任意保険の更新の意思を伝える。で、この秋で横浜を離れることを伝える。営業さんは僕を新車の見込み客とみていたようだ。

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2024年7月14日 (日)

日本市場に再投入――三菱トライトン

TVK「クルマでいこう!」三菱トライトン。2.4L直列4気筒ディーゼルターボエンジン(204PS)。6AT。副変速機付きパートタイム4WD(スーパーセレクト4WD)。GSR全長5360㎜、車幅1930㎜、車高1815㎜、車重2140㎏。GLS全長5320㎜、車幅1865㎜、車高1795㎜。試乗車はGSR。最小回転半径6.2m。安全性評価はよくできました。燃費10.8km/L。リヤシート膝前ゲンコツ3.5個。頭上2.5個。1978年に発売されたフォルテをルーツとする1tピックアップトラック。5世代に渡り570万台を生産。世界150か国で販売。パワーフォーアドベンチャー。エンジン、パワートレーン、ラダーフレームを一新。2011年以来の再登場。ダブルキャブのみ。インテリアはホリゾンタル・アクシズ・コンセプト。水平基調の造形。アクティブヨーコントロール。懐かしい感じ。下からトルクが出ている。良路ではゆったりした乗り味で快適。段差ではちょっとリヤが揺すられる。最新のデバイスも搭載されている。老舗の味と最新の技術が組み合わされている。全幅が広くドアミラーが大きいので細い道では気になる。荒れた路面では乗用車志向のSUVとは異なり揺れの収まりにぶるつきが残る。フレーム付きのリーフリジットならではの乗り味。ワインディングでは素直に走る。扱いやすい。AYC搭載。コーナリング時に内側のタイヤに軽くブレーキをかけて曲がりやすくする。魅力的な車に仕上がっている。日本のマーケットにピックアップを普及させるきっかけになるかもしれない。6時間くらいの長距離ドライブをしたが疲れなかった(藤トモ)。想像以上に入れてよかったという声を頂いている。マリンスポーツや自転車などアウトドアのユーザーなど。日本市場ではダブルキャブが受け入れられると判断した。力強い、パフォーマンスが最高、使い勝手の良さを意識して開発。荷台は水が抜けるように設計されている。悪路走破性は最高水準。それを担保しながらいかにオンロードでの乗り心地をよくするかを追及。タフな状況下で使われても壊れない性能がベースにある。海外では税制面でピックアップが普及している。日本では軽トラがあったので。日本市場に投入するのは開発陣の長年の野望だった。〇:カッコよくて、機能的でしかも快適。オンロードでは高級SUV並みの快適性。悪路ではヒーロー級の頼もしさ。×:GSRのタイヤが内側に引っ込んで見える。雨の日、車内に載らない荷物は荷台に。

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2024年7月 8日 (月)

現職強し。批判票が割れた? 東京都知事選 2024.07

東京都知事選は現職の小池知事が三選を決めた。小池氏に対する批判票が石丸氏と蓮舫氏とで割れてしまったようにも見える。石丸氏はYuoTubeの視聴者層には知名度があったが、それが全体の年齢層ではどの程度通じるのか見えず、どうなのかと思っていたが大健闘した。まあ、実際のところ、当選することではなく全国での知名度を上げることが当初からの狙いだろう。正直、根回しのできない政治家もどうかと思うが。蓮舫氏は三位に転落。以前より人気が落ちたということだろう。まあ、野党議員として与党議員の不正を追及する局面では力を大いに発揮するタイプだけど、それは為政者としての能力とは別。弁がたつだけではやっていけないというのは旧民主党政権時に明らかになっていたので、これが現実かもしれない。小池知事はコロナ禍があったとはいえ、1兆円あった都の剰余金を枯渇させてしまったという点では将来への禍根を残したと言えるかもしれない。

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2024年7月 7日 (日)

オンロード性能が向上――ジープ・ラングラー

TVK「クルマでいこう!」ジープ・ラングラー。2.0L直列4気筒ターボエンジン(272PS)。副変速機を備えた4WD。8AT。試乗車はエントリーグレード。全長4870㎜、車幅1895㎜、車高1845㎜、車重1990㎏。最小回転半径6.2m。安全性評価はよくできました。燃費6.9km/L(※参考値)。リヤシート膝前ゲンコツ3個。頭上3.5個。ジープの本格オフローダーがマイナーチェンジ。ジープ直系のモデル。エントリーグレードが復活。7スロットグリルのデザインを変更。冷却性を向上。12.3インチタッチスクリーンを標準装備。グリルのたたずまいがモダンに。スポーツに限ってサイドステップがない。下からトルクの出る気持ちのいいエンジン。ステアリングの収まりも改善された。高速道路での静粛性も高い。フレーム付きの車のアドバンテージが出ている。一般道でも乗り心地は悪くない。乗り味が洗練されてきている。荒れた路面ではゴツゴツ感はある。ワインディングでもよくなった。ライントレース性もいい。タイヤの変更の影響が大きいのではないか。ルビコントレイルで究極の走破性を確認。こうして試乗してよくなったと実感した。オンロード性能が高まった。市場では人気。累計で25000台売れている。顧客にインタビューすると無二のデザインが売り。エントリーグレードの復活、顧客の層を広げたかった。20代の人に売れている。若いマインドを持ったエイジレスな人にもアピールしたい。ブランドの象徴がラングラー。フォルムは変えてはいけない。モデルのDNA。10年前は好きな人に乗って欲しいと考えていた。今はコアな層は大事にしつつ多くの人に乗って頂きたい。〇:圧倒的な個性と存在感。大幅に進化したオンロード性能。洗練さが増した走り。日常の安心感UP。×:若い世代には手の届きにくい価格。494万円→870万円→799万円。エンジンは直4 2Lターボのみ。

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2024年7月 1日 (月)

ハイパフォーマンスBEV――ヒョンデ・アイオニック5N

TVK「クルマでいこう!」ヒョンデ・アイオニック5N。175kW+303kW。84.0kWh。全長4715㎜、車幅1940㎜、車高1625㎜、車重2210㎏。最小回転半径6.21m。安全性評価はよくできました。電費km/kWh。リヤシート膝前ゲンコツ5個。頭上1個。ヒョンデのハイパフォーマンス・ブランドとしてのN。モータースポーツやローリングラボで蓄積してきた技術を詰め込んだ一台。空力特性を改善させる専用パーツが装備されている。フロントにはモノコックバケットシートを装備。N Active Sound+という機能。車内外のスピーカーからエグゾーストノートを響かせる。CHAdeMO方式の急速充電に対応。アイオニックをベースにとことん高性能化。足回りはしなやか。ボディに補強対策。サスペンション系も新設計に近い。電気自動車に乗っていることを忘れるくらい音作りがリアル。エコモードにすればゆったり穏やかに走る。流れに乗って走っていると快適。荒さがない。タイムラグのない追従性。荒れた路面では路面の突起に合わせてタイヤがたわんでいる感覚も伝わってくる。細い道だと車幅が気になる。サーキット(袖ヶ浦フォレストレースウェイ)ではパフォーマンスをフルで発揮させた。サーキットで楽しめる車。ドリフトもできる。ドライビングに集中できるBEV。2t以上あるのに精度が高い。評論家仲間に「乗った方がいいよ」と電話しまくった。モータースポーツで培った技術を市販車にフィードバックするチームが担当している。今の時代、ルーチンでもある程度の車はできるが、そこから先は人次第。開発者は面白い車、エモーショナルな車を造ることに注力している。日本のカーカルチャーをリスペクトしている。ホワイトボディから強化している。フォルムは同じだけど中身は別。乗り味の順列組み合わせを全て仕上てきている。ニュルブルクリンクの長いコースをフルで二周走れる。バッテリーの温度管理で実現。買ったその日からレースで楽しめる。日本でも好感触を得ている。〇:BEV史に残る名車になる予感。スポーツドライビングを楽しむパッションをBEVで満喫できるという衝撃。×:万全とは言えないサービス体制。足元のサイドシルが厚く乗降時にスソが汚れやすいかも。

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