スポーティなSUVの嚆矢――ポルシェ・カイエン特集
TVK「クルマでいこう!」ポルシェ・カイエン特集。千葉県木更津市のポルシェエクスペリエンスセンター東京の専用コースで走りを検証。今回の改良ではデジタル面での改善とスポーツイメージの強化がなされている。インテリアはダッシュボードを一新。助手席側にもディスプレイを配置。パワートレインは3.0LV型6気筒ターボ、4.0LV型8気筒ターボ。それぞれにモーターを組み合わせたPHEVもある。8AT。サスペンションは金属製のバネとエアサスペンションの二種を設定。ボディスタイルはハッチバックスタイルとクーペスタイルの二種類。試乗車はSクーペ。全長4930㎜、車幅1983㎜、車高1678㎜、車重2250㎏。V8ターボ(474PS)。安全性評価はよくできました。クーペはよりスポーティなデザイン。ダッシュボードの視認性・機能性・カスタマイズ性は大幅に向上。ポルシェがオリジナルで開発したV8。流していると緻密に粛々と回る。踏み込むといいサウンドを響かせながら猛然とダッシュする。クルーザーのような乗り味。ステアリングの精度感は他のSUVではないレベル。そこまで大きい車に乗っている感覚はない。ポルシェに共通する特徴。走っているときの手の内感は他のポルシェ同様カイエンにもある。燃費9.4km/L。リヤシート膝前ゲンコツ4.5個。頭上1.5個。ポルシェエクスペリエンスセンター東京のハンドリングトラックではポルシェが芯はスポーツカーメーカーであることが色濃く伝わってくる。雨でウェットな路面だがまだまだいける感覚がある。重いSUVになってもポルシェらしさを大事にしている。オフロードコースでは最大斜度28度の坂を登る。車体がぶれずに行く。モーグルでも車体の捻じれを感じにくい。カイエンはポルシェが初めて出したSUVかつ4ドア。3代目のビッグマイナーチェンジ。フェイスリフト。フライライン。フロントから屋根、後ろに下がっていくラインが共通原則。V8でも十分環境に対応できる。V8だと余裕をもって走らせることで燃費や環境性能をクリアした。ポルシェは実は快適性を重視している。〇:SUV・スポーツカー・GTの3要素を超高次元で融合。スポーツカーのハンドリング、ラグジュアリーな乗り心地、オフロードの信頼性を高次元で両立。×:街中では持て余すサイズ。BODYサイズはより大柄に。
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