« 入庁式の訓示で差別発言 | トップページ | 専用チューニング――日産フェアレディZ NISMO »

2024年4月 5日 (金)

ひと昔前の7シリーズのサイズ――BMW 5シリーズ

TVK「クルマでいこう!」BMW 5シリーズ。2.0L直列4気筒ターボエンジン(190PS)&モーター(5kW)。8AT。試乗車はガソリンモデル。全長5060㎜、車幅1900㎜、車高1515㎜、車重1760㎏。最小回転半径5.7m。安全性評価はよくできました。燃費11.4km/L。リヤシート膝前ゲンコツ5個。頭上2.5個。BMWのミドルクラスセダン。スポーティで上質なセダンの代名詞。BEVもラインナップされた。8代目。5シリーズでは初の48Vマイルドハイブリッドシステム搭載。ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能搭載。高速道路を巡行している限り不足感はない。荒れた路面では段差を通過しても乗り心地はよい。大柄なボディに2Lエンジンを搭載している割には元気に加速する。スポーティなエンジンだが質感では前のモデルの方が良かった。上り勾配ではアクセルを踏んだ直後の力感はそこまで無い。パドルを使って積極的に上まで回していけば伸びも含めて十分に楽しめる。駆け抜ける喜びがストレートに伝わってくる。コーナーも素直に回頭する。横Gがかかっても乱れない。ギャップがあっても脚をきれいに動かして路面をしっかりと捉える。安心感が高い。走りに対して全く妥協していない。ハイテクを詰め込んで内外装に新しい感覚を惜しみなくつぎ込んできた。乗ってみるとBMWのこだわりがしっかり備わっている。BEVは450㎏重くなるが軽快な走りだった。ひと昔前の7シリーズの大きさ。BMWの未来の全てがある。駆け抜ける悦びと高い質感を両立させるのがBMW。3と7の間の5はBMWのど真ん中。シャークノーズ。キドニィグリルを大型化させ前方にスラントさせている。ボンネットラインが美しくなる。電気と内燃機関を同じボディでいく戦略。iの知見によりバッテリーを自在に配置できる。直4以外は全てBEVにした。これからのBMWは電気でも楽しい。直6はラインナップから落とした。デジタルエクスペリエンス。BMWインタラクション・バー。日本市場では標準装備。BMWは世界最高の内燃機関開発メーカー。今回のエンジンも現在の最高の技術が入っている。〇:BMWらしい走りの楽しさと頑張った価格(798万円~)。新時代を感じさせる空間演出。快適性と走る楽しさのバランス。×:直列6気筒もPHEVも選べない。直4 2L(ガソリン ディーゼル)または電気自動車のみ。

|

« 入庁式の訓示で差別発言 | トップページ | 専用チューニング――日産フェアレディZ NISMO »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 入庁式の訓示で差別発言 | トップページ | 専用チューニング――日産フェアレディZ NISMO »