先入観をリセットした――スズキ・スペーシア
TVK「クルマでいこう!」スズキ・スペーシア。658cc直列3気筒ターボエンジン(64PS)+2.3kW。CVT。試乗車はカスタム&ハイブリッド。2WD。全長3395㎜。車幅1475㎜。車高1785㎜。車重910㎏。最小回転半径4.6m。安全性評価はよくできました。燃費21.1km/L。リヤシート膝前ゲンコツ5.5個。頭上6個。6年ぶりのフルモデルチェンジ。軽販売台数で常にトップ3に入る人気モデル。コンテナを外内装のモチーフとした。スペーシアとスペーシア・カスタムの二種類。自然吸気とターボの二種類。2WDと4WDの二種類。デュアルセンサーブレーキサポートⅡを全車に標準装備。ブラックで統一されたインテリア。スリムサーキュレーター。360度確認できるヴューモニター。加速は驚くほど速くはないがアクセルを床まで踏み込めばちゃんと流れに乗れる。高速直進安定性。風がないので横風の影響はチェックできないが不安に思うようなケースはない。上り坂ではアクセルに足を乗っけている状態で楽々と坂を上っていく。荒れた路面ではゴツゴツ感が目立つ。ワインディングでパワーモードを選択するとCVTのセッティングが変わって高い回転数を維持するようになる。コーナーでも粘り感がある。頭がぐらぐらするような感覚もない。ステアリングの特性もきびきび感を狙っていない。スローな特性。最新のスーパーハイト系ワゴンに求められる要素をしっかりと備え付けている。車両重量も値段も控えめに作ってある。スズキでしかできないノウハウ。ユーティリティは大きく変えてきた。大きいけど使い勝手が本当にいいのかよく考え直した。後席のマルチユースフラップや助手席のビッグオープントレーなどは今回新しく追加した。軽い車にすることにはこだわりがある。NAもエンジンが変わってトルクが出るようになっている。山道だったり高速の合流で加減速が多い人にターボは向いている。神奈川県はターボの比率が高い。全高が高いので安定性とのバランスで乗り心地も調整している。スライドドアなのでボディ剛性を高くできない。普段開発に関わっていないメンバーとも話をしたり実際にお客様が乗っている場面で話をさせて頂いた。先入観をリセットした。〇:ユーザー視点に立った使い勝手を高める数々の工夫。現代のカーライフを見据えて使って嬉しい快適装備を徹底研究。×:荒れた路面での乗り心地。乗り心地面が磨かれたらさらにいいクルマになりそう。
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