乗り心地に覚悟が必要――フォルクスワーゲン・ポロGTI
TVK「クルマでいこう!」フォルクスワーゲン・ポロGTI。2.0L直列4気筒ターボエンジン(207PS)。7DCT。全長4085㎜、車幅1750㎜、車高1430㎜、車重1310㎏。最小回転半径5.1m。安全性評価はよくできました。燃費11.7km/L。リヤシート膝前ゲンコツ3個。頭上2.5個。ポロのハイパフォーマンスモデル。ピリリと辛いホットハッチ。ポロのマイナーチェンジで改良され再投入された。15㎜低いローダウンサスペンション採用。スポーツ方向に大きく舵を切った。試乗車はスポーツセレクトパッケージ(可変ダンパー)。ダッシュボード周りにレッドのパネルが張られている。シートにもレッドのステッチ。200馬力から207馬力にアップ。サスペンションもより引き締められている。ノーマルモードでも路面の継ぎ目をストレートに伝えてくる。スポーツモードだと今どきモータースポーツでもこんな硬いのはあまりない。目に見えない凹凸やうねりに車がストレートに反応して上下に揺さぶられる。速いだけでなくトップエンドまで回すと回すだけスムーズさが増していく。四気筒エンジンでは世界でも三本指に入るフィーリング。一般道ではフィーリングのいいエンジン。瞬時にシフトダウンして加速する。扱いやすいいいエンジン。ローダウンサスペンションは乗り心地にはネガティブな影響を与えている。荒れた路面では突き上げがビシバシと来る。車自体もゆすられ感がある。日常的に乗るにはきつい。コーナリングではステアリングを切り始めた初期の応答で路面変化へのタイヤの噛み具合、姿勢変化の少なさ、そういうもの全部を組み合わせてよく走る。痛快なホットハッチ。スポーツに振り過ぎていて普段乗るにはきつい乗り心地。ホットハッチを求めている層には刺さる。パドルシフトで変速可能。大人4人を乗せて大丈夫なユーティリティ。全幅1750㎜で日本の道路事情に合ったモデル。使い勝手は維持しながら動力性能を上げたのがセールスポイント。昔のゴルフのサイズ感。ポロの車重の軽さと高馬力のエンジンとの組み合わせで面白く走れる。モードによる懐の深さがこの車の魅力。ポロユーザーはきびきびした走り、軽快な走りを好む。可変ダンパーでないノーマルのグレードだと乗り心地はもっと柔らかくなる。GTIブランドの強み。コンパクトハッチのマーケットでの人気が大きい。プラットフォームの性能が良ければ性能を上げつつ乗り心地も良くできるはず。プラットフォームの限界か。〇:痛快なパワートレーン。少しやんちゃでオーソドックスなホットハッチ。×:覚悟が必要な乗り心地。インパネ周りの操作系が直感的ではない。
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