レビュー:Galaxy A23
スマートホンに機種変更してひと月ほど経過したので使用感を書いてみよう。どちらかというとAndroid端末としてのレビューとなる。
Galaxy A23が初スマホだが、実はAndroid端末は所有していたことがある。パナソニックの携帯オーディオプレイヤーでAndroidOSを採用していたモデルがあったのだ。OSのバージョンは2.いくつだったか、実用的になったと評される前のバージョンであった。だから大したことはできなかった。それから比べると劇的に進化している。
2021年11月にようやく光回線に切り替えて無線LANを導入、Fireタブレットを買った。それから2024年1月になってようやくスマートホンに機種変更した。iPhoneが日本に導入されたのは2008年頃だっから実に16年も遅れたことになる。スマホの利用法は人それぞれということらしく、まあ一応のキャッチアップはできたのではないか。パソコンは人並みには使えるし、別に新しいガジェットが嫌いな訳ではない。
指紋認証は設定は面倒だと感じたが、一度設定しまうと便利だと感じる。
レスポンスについてはゲームはしないのでメモリ4GBでも問題ないという印象。動画についても720Pであれば問題ない。
横書きのリーダーとしては適当な画面サイズだと思う。縦書きだとちょっと縦長過ぎるか。電子書籍もA23で読むことが増えた。電子ペーパー式のKindle PaperWhiteも所有しているのだけど、僕はレスポンス重視派。
漫画については読めなくはないけど、さすがに小さいかなと思う。ebookjapanの漫画はKindle端末では読めないのでA23かパソコンで読むことになる。ebookjapanの漫画を読むためだけに別途Android端末を買う訳にもいかない。
軽いのでずっと手に持っていられる。タブレットは8インチのモデルでも重いと感じるのでA23の軽さはメリットである。
ディスプレイは液晶だけど十分にきれいだと思う。上位モデルは有機ELを採用しているけれど、特に問題はないのではないか。液晶の弱点は動画鑑賞時に暗い場面で見づらいことだけど、最近のは改善されているだろうし。有機ELのように寿命や焼きつきといった問題も起きない。
バッテリーのもちについてはまだ新しいので判断できない。容量は4000mAh。これより上のモデルもあるようだが、デジカメの約三倍くらいの容量はある。充電は速いという印象。
購入、設定直後はひっきりなしに通知が来るので困惑した。全てのアプリで通知がオンになっていたのである。
SNSもXやFacebook、Tumblrの他、ThreadsやBlueskyも導入してみた。Blueskyは個人ユーザーが避難してきている感じ。ThreadsはXとは異なる傾向のアカウントがタイムラインに表示され続けている。
chmateも使いやすいという印象。ニュース系のスレッドはA23で読むことが増えた。
Lineも一応入れてみた。Kindle出版系のトークに参加してみたが発言はしていない。馴れ合うのもどうかなと思って。
文字入力に関しては、自分はフリック入力を高速に行うことはできないと感じた。従来通りのやり方の方がしっくり来る。また、音声入力も部分的に活用している。いずれにせよ長文の入力は厳しいと感じる。
メモアプリについては模索中。とりあえずGoogle Keepは使ってみた。他、ScrapboxやNotionもインストールはしている。
Google Keepだが、文字入力中の範囲選択がよく分からない。
GPSは使えるのかと思ったが、Google Mapで「現在地」と音声入力すると現在地を表示してくれた。
カメラについては5000万画素のセンサーが採用されている。小型センサーなら4K動画撮影を考慮しても1200万画素くらいでいいのだが、デジタルズームを考慮しているのだろう。10倍までズームできるようだが、それはさすがにデジタルズームという画質であった。
画質に関してはシャープネスをかなり強くかけて鮮明に写っているように見せかけているという印象。上位モデルのように複数のカメラを使って合成したコンピューテショナルフォトグラフィー化していないので、廉価スマホのカメラの素の実力はコンデジと大差ないという印象。
パナソニックのデジカメとは通信で繋がるように設定したが、わざわざ撮った写真を転送するかという印象。そこまでしてリアルタイムにこだわらなくてもいいのではないかと思う。ジオタグを付けられるメリットはある。
A23で撮った写真をSNSにアップロードするといったことはまだ行っていない。