なぜ総スカンを食らったのか
堀江貴文の著書を読む。有料のメルマガを締め切りを落とすことなく連載を続けているそうなので、多量のテキストを生み出している人である。著書も多い。話題が途切れることがないということは興味関心の幅が広いのだろう。そうでないと起業家としてはやっていけないか。
ホリエモンが話題になったのはプロ野球の球団買収に名乗りを挙げたときと、フジテレビの親会社のラジオ局の株を買い占めたときだろう。フジのときはルール違反すれすれだったという。
なので、彼は球団のオーナーやマスコミからバッシングされた。その後、粉飾決算で逮捕、有罪となってしまう。
堀江氏は既存の権力者たちから疎まれたと言っていいだろう。思うに彼は学生時代に起業し、そのまま社長になっている。なので、社会人としての下積み経験がない。堀江氏自身は下積みを無駄なことだと考えているだろう。まあ、そういう人もいる。しかし、そこでビジネス界での振る舞い方を学ばなかったことが周囲からは独善的に映ったのではないか。読んだ限りでは、堀江氏はなぜ業界から総スカンを食らったか考察していない。
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