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2023年11月

2023年11月26日 (日)

堀江貴文の食へのこだわり

堀江貴文「キャリア不要の時代 僕が飲食店で成功を続ける理由」を読む。僕の料理知識のほとんどはグルメ漫画由来である。なので、長年修行してとかいう職人的な属性に価値を置く見方が刷り込みされている訳だが、堀江氏はそういう発想はしない。非常に合理的な思考である。従来の料理人や飲食業経営者には無い発想で店舗を展開している。基本的にはできる人なのだろう。そうでなければ信者もつかないが。

たとえばパン生地は氷温で寝かせると熟成され美味しくなるそうなのだが、堀江氏の経営するパン屋では生地は工場で生産して加盟店に配達するというオペレーションのようだ。大量に小麦を調達することで質のよい小麦が入手できるのだそうだ。

堀江氏の少年時代は貧しく、それが美食へのこだわりとなっているようだ。

堀江氏の餃子事件についてネットの記事を読む。それは被害を受けた餃子店の立場から書かれたものだったが、堀江氏の人柄が浮き彫りとなっていた。配下の信者たちを動かして自分は手を汚さずに業務妨害する。自分がその気になれば個人経営の飲食店などいつでも潰せるのだと考えている節がある。まるでマンガに出てくる悪役の美食評論家のようである。

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2023年11月21日 (火)

ホリエモンが未だに分かっていないこと

ライブドア株主被害弁護団『粉飾の「ヒーロー」、堀江貴文 彼がいまだにわかっていないこと』を読む。ホリエモンこと堀江貴文が経営するIT系企業ライブドアの株価が粉飾決算の発覚とそれに伴う東京地検の強制捜査で暴落し、多額の損害を負った株主たちが提起した損害賠償請求の顛末を記したものである。

株価がストップ安になると売買が成立せず売れなくなってしまうことは知らなかった。一応、株の口座は持っているのだが、持ち株会の株式を預けていただけなので。

株は自己責任とする風潮が強い中で、粉飾決算は株主にとって想定外の出来事であり、責任を追求できるというロジックで訴訟は進められていく。

読んでいると、株式を買った人たちは会社四季報を読み込んで、更にあらゆる手段を使って情報収集していることが分かる。それでも不測の損害を被ってしまったのである。

僕は財務諸表を読む能力がないし、経済や相場の動向にも不案内である。そういう訳で株には手を出さなかった。というか、投資に回すような金を持っていなかった。

読んでいて思ったのはホリエモンはライブドアをどういう方向にもっていきたかったのかである。ライブドアというとプロバイダ、ブログくらいのイメージしかない。彼と比較対象されるであろう楽天の三木谷氏はネット通販、銀行、証券、電子決済、モバイル、携帯キャリアと楽天経済圏と称されるビジネスモデルを構築している(携帯キャリアへの参入は悔やんでも悔やみきれないだろうが)。ニッポン放送買収劇当時、「放送と通信の融合」ということを主張していたのは覚えている。今で言うとABEMAみたいなものだろうか。よく分からない。

多くの人はホリエモンを既得権益に切り込むヒーローと見ていたようだ。僕自身はというと、当初の堀江氏は長髪だったと記憶している。チーマーみたいな風貌だなと感じた。要するに第一印象で好ましく思わなかったのである。

今の堀江氏は宇宙開発事業や著述業、飲食店経営、オンラインサロン運営などで活動している。信者を集めて教祖の座に収まるという図式だろうか。子供の頃貧しかった彼は美食にこだわりがあるらしく、それで飲食店を経営しているのだろう。

彼の起こした餃子事件についてネットの記事を読む。それは迷惑をこうむった餃子店の立場から書かれたものだったが、そこから窺えるのは、堀江氏は自分のシンパを動員すれば零細飲食店くらいすぐに潰せるんだという傲慢さだった。

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2023年11月12日 (日)

HDDに異常なし

PCショップに預けていた故障したパソコンからデータがレスキューされ、ポータブルHDD(別途購入)にバックアップされ戻ってくる。内蔵HDDも外され引き渡される。ディスクに異常はないとのこと。SATA - USB変換ケーブルを買ったので、後で確認してみよう。 

写真やPDF、音楽ファイルなどは定期的にバックアップしたのがあるので、多少失われても何とかなるのだが、頻繁に更新するテキストファイルはこのところバックアップを怠っていた。

今後はクラウドでのバックアップを考えた方がいいかもしれない。

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2023年11月11日 (土)

なぜ総スカンを食らったのか

堀江貴文の著書を読む。有料のメルマガを締め切りを落とすことなく連載を続けているそうなので、多量のテキストを生み出している人である。著書も多い。話題が途切れることがないということは興味関心の幅が広いのだろう。そうでないと起業家としてはやっていけないか。

ホリエモンが話題になったのはプロ野球の球団買収に名乗りを挙げたときと、フジテレビの親会社のラジオ局の株を買い占めたときだろう。フジのときはルール違反すれすれだったという。

なので、彼は球団のオーナーやマスコミからバッシングされた。その後、粉飾決算で逮捕、有罪となってしまう。

堀江氏は既存の権力者たちから疎まれたと言っていいだろう。思うに彼は学生時代に起業し、そのまま社長になっている。なので、社会人としての下積み経験がない。堀江氏自身は下積みを無駄なことだと考えているだろう。まあ、そういう人もいる。しかし、そこでビジネス界での振る舞い方を学ばなかったことが周囲からは独善的に映ったのではないか。読んだ限りでは、堀江氏はなぜ業界から総スカンを食らったか考察していない。

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2023年11月 2日 (木)

ぎっくり腰で断念

明日から港北ノースポートモールで企業や官公庁が使用した整備済み中古ノートパソコンの即売会が催されるとのこと。急場しのぎにはなるかもしれないが、結局は安物買いの銭失いになるか。

余裕をとってメモリ16GB、SSD1TBのモデルの価格をみると9万円くらいするのである。ワングレードアップするのに一万円くらいだからむしろお得なのだが、合計すると高くなってしまう。

<追記>
この販売会、ぎっくり腰になってしまって結局行けなかった。この時点では後にPC nextで再生ノートパソコンを買うことは想定していなかった。

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