三本和彦追悼番組
TVK「ご意見番 三本和彦が見つめた クルマの過去・現在・未来」日本のモータージャーナリストの第一人者。「新車情報」の名物キャスター。1930年生まれ。東京新聞写真部記者として自動車専門記事を担当。日本のモータージャーナリズム創始期を支える。明るくて声がでかくて言いたいことをズバズバ言う人。1967年、フリーの自動車ジャーナリストとして独立。世界ラリーに参戦するなど活躍の場をひろげる。1977年TVKのクルマ情報番組「新車情報」がスタート。2005年4月まで1448回放送。黎明期は海外の情報を参照して日本にフィットさせていった。分かり易い表現。羊の皮を被った狼。猫足。試乗やメーカー・インポーター担当者との対話を通して一台のクルマを深く掘り下げる。「クルマでいこう!」に引き継がれている。ユーザーの目線に立って活動。インポーターが答えるべき限界を突いてくる。テレビの特性を熟知していた。2012年「日本自動車殿堂者」に。番組を輸出していた。顧客目線。あの手この手で訊いてくる。ジャーナリズムには毒舌が必要。忖度なしの環境を作ってくれた。新車情報アーカイブで配信中。ラリーでは主にナビゲーターだった。