2020‐2021日本カー・オブ・ザ・イヤー 10ベストカー選出

TVK「クルマでいこう！」2020‐2021日本カー・オブ・ザ・イヤーを占う。10ベストカー選出。マツダMX-30、ホンダ・フィット、日産キックス、スバル・レヴォーグ、トヨタ・ヤリス／ヤリスクロス／GRヤリス、アウディe-tron スポーツバック　BMW2シリーズ・グランクーペ、BMWアルピナB3、ランドローバー・ディフェンダー、プジョー208／e-208。

今回からノミネート車の500台以上販売という要件は省かれた。

プラグインハイブリッドで駆けぬける歓び――BMW X3 xDrive30e

TVK「クルマでいこう！」BMW X3 xDrive30e。プラグインハイブリッド。2.0L直列4気筒ターボエンジン＆モーター。184PS＋109PS。8AT。4WD。車幅1890mm。車高1675mm。車重2060kg。最小回転半径5.7m。安全性評価はよくできました。燃費12.3km/L。リヤシート膝前ゲンコツ4個。頭上3個。静粛性が高い。荷室が一段高くなっている。電気自動車の不安感がある人向け。モーターだけの走行44km。駆けぬける歓び。外部給電機能がない。

都市型コミューター ホンダ e

TVK「クルマでいこう！」ホンダe。後輪駆動。優れた重量配分。モーター最高出力100kW／113kW（154PS）。試乗車はadvance。車幅1750mm。車高1510mm。車重1540kg。最小回転半径4.3m。安全性評価はよくできました。推定航続距離199km。リヤシート膝前ゲンコツ3個。頭上2.5個。先進的なインテリア。脚が滑らかに動く。四輪独立懸架。軽自動車より小回りが利く。町中ベストの車。

プレミアム・ピュアEV――アウディ e-tron スポーツバック

TVK「クルマでいこう！」アウディ e-tron スポーツバック。ピュアEV。モーター300kW（二基）。四輪駆動。車幅1935mm。車高1615mm。車重2560kg。最小回転半径5.7m。安全性評価はよくできました。推定航続距離320km。リヤシート膝前ゲンコツ5個。頭上3個。バーチャルエクステリアミラー。先進感のあるインテリア。21インチタイヤだがロードノイズは静か。エンジン車では味わえない加速感。車重の割に軽快な走り。回生ブレーキのフィーリングが課題。顧客層はアーリーアダプターを想定。30代後半から50代で環境問題について関心のある層。アウディはピュアEVモデルの市場への投入を増やす予定。電源の外部供給はできない。

攻めたSUVデザイン――トヨタ ヤリス クロス

TVK「クルマでいこう！」トヨタ ヤリス クロス。1.5L直列3気筒エンジンと1.5L直列3気筒エンジン＆モーター。91PS＋60PS。試乗車はハイブリッド2WD。車幅1765mm。車高1590mm。車重1190kg。最小回転半径5.3m。安全性評価はあとひといき。燃費26.8km/L。リヤシート膝前ゲンコツ2.5個。頭上2.5個。攻めたSUVデザイン。直進安定性が優れている。荒れた路面でもショックが丸まっている。荷室容量390L。横風対策用の横滑り防止装置。

ヤリスが5ナンバーなのに対してヤリス クロスでは3ナンバー化されている。車幅が広がった分、フェンダーの膨らみ等SUVらしいフォルムになっている。ホンダ・ヴェゼルが対抗車だろうか。