マッシブなデザイン――トヨタC-HR
「C-HR」好調のワケ 名は体を表す? トヨタが「らしさ」を捨てたクルマ
https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12203-71218/
トヨタC-HRの販売が好調とのニュース。2017年4月新車販売台数でプリウスやアクアを抑えてトップに躍り出たとのこと。決して安価な車ではないのだけど、売れ筋商品となっている。
トヨタ車としては珍しくマッシブなデザイン。ボディのプレス技術が進歩していることが窺える。フェンダーが大きく張り出してタイヤがボディの四隅にレイアウトされた地面に踏ん張るようなデザイン。
このデザインを見て、いすゞのコンセプトカーであるヴィークロスを思い出した。ヴィークロスは3ドアだけど、スタイリッシュな小型RVというジャンルの嚆矢だった。確かヴィークロスは乗用車のジェミニをベースにしていたはずだけど、ラダーフレームを持つ本格的RVでもあった。
僕自身、ホンダのHR-V(ただしFF車)に乗っているのだけど、スタイリッシュな小型SUVに惹かれる。車両感覚が弱くて、ボディの大きな車は持て余してしまうのだ。
<追記>
三代目いすゞジェミニには4WDモデルがあった。なので、ジェミニの販売不振がなければ、ジェミニベースの小型RV車が出る可能性はあったのだ。まあ、そうしていたら会社が傾いてしまったかもしれないが。
トヨタRAV4を見かける。RAV4は室内スペースを重視した実用的なスタイリングだったけど、C-HRはデザインオリエンテッドなコンセプトに思いきり振られているのが特徴か。
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