18年の歴史に幕……ロングセラーモデルとの別れ
三菱自動車のパジェロミニが生産終了となるという記事を読む。18年というロングセラーだけど、要するにモデルチェンジはもうないということで寂しい話である。
本格的なパワートレーンを持ち、最低地上高も十分にある車で積雪の多い地域では重宝するモデルだろう。日本には四季があるから、こういったオールテレーン(全天候型)の車種には根強い需要があるはずだが、プラットホーム(車台)の整理・統合はやむを得ないか。
以前勤めていた会社の事務員さんがパジェロミニに乗っていた。雪が振ったある日、彼女は2WDのままで会社まで来た。4WDにする仕方を知らなかったという笑い話。笑い話で済んで良かったのだが、パジェロミニは走行中でも二駆 ←→ 四駆と切り替えができる仕組みだ。
調べてみると、ダイハツのテリオスキッドもエンジン縦置きのフルタイム4WDでセンターデフロック可能と侮れないモデルだった。スミマセン。
ジムニーはラダーフレームにボディを架装、パートタイム式四駆で前輪もリジッドサスと上記二車よりもクロカン性能が高いけど、ユーザー層は(重なりはすれど)異なるはずで直接の比較はあまり意味が無い気がする。
二月にはスバルのサンバーが生産終了した。商用車だから乗用車とはまた違う世界なのだけど、個性的な車が次々とフェードアウトしていく今の日本。新しい時代へと秩序が再編されていく(それは日本車が衰退した世界かもしれない)過程の一幕だが、何とも寂しいものだ。
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