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2010年7月 5日 (月)

ベスト4はともかくベスト8は案外現実的な目標だった

サッカー日本代表の岡田監督がW杯での目標をベスト4としたとき、誰も信じなかった。正直、僕も信じてなかった。今更だけど、直前の親善試合で悪材料が出尽くした……いや、そんなに甘くないくらいに思っていた。

※ネットを覗くと、グループリーグで南米と当たらないのを好材料としている人はいた。他、カメルーンの内紛など。

戦術などについては分らないが、守備専門のボランチを置いて守備が安定したけど、攻撃陣が一枚減ったということか。それはともかく、ドリブルで仕掛けられる人は必要だなと思った。ドリブルからボールを奪われ不利になるよりパスをつなぐ方が合理的なのだろうけど、ドリブルで敵ディフェンダーを引きつけ守備陣形を崩すこともときに必要なのだろう。

で、既に結果は出たが、グループリーグで2勝1敗。決勝トーナメントでパラグアイにPK戦までもつれ込んだ。

岡田監督の中で98年仏W杯の結果(グループリーグで3敗)のままで終われないという強い意思があったのだろう。

自国開催以外での1勝とグループリーグ突破は見事果たした。そうしたら次は決勝トーナメントでの1勝が具体的に見えてくる。勝てばベスト8。

ここまでは見えたし(ただし、ここからが果てしなく遠い)、善戦するも力及ばずととにかく勝つことに天地ほどの差があることが実感できた。

シドニー五輪と似た結果になったけど、今回はフル代表。デンマークに勝ってグループリーグ突破を果たしたあの日は日本サッカー界にとって最良の一日だったろう。

で、裏を返すと、結果オーライになる可能性もある。

アテネ世代が現在27~28歳くらいか? オフト元監督がサッカー選手のピークは27~8歳と著書で書いていた記憶がある。世代交替をどう進めるかが今後の焦点か。

個人的にはオシム元監督のチームも見たかった。次の監督は誰になるのだろう。コパ・アメリカに出場するとのことで、一勝して欲しい。

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