訳の所為にする
「千の顔をもつ英雄 上(オンデマンド版)」(ジョセフ・キャンベル, 平田武靖/浅輪幸夫 監訳, 人文書院, 2004)のプロローグの一部だけ読んでみる。
脳の情報処理能力自体は以前より改善されているはず(頭が良くなったのではない。もつれた糸を少しずつ解きほぐしている)だが、頭に入りにくい印象。自分の脳力って所詮この程度か。
読みにくさを感じるのは、文章の一センテンスが長いのもあるだろう。おそらく英語の原文自体もそんな文章なのだろうけど、関係代名詞、どこからどこまでがどこに掛かっているか、その辺がパッとイメージできないのかもしれない。
僕自身は原著を読む能力はないけれど、お堅い本を日本語に訳す際、わざとか敢えてか知らないが、難しく訳している面もあるのだとか。だから原著を読めるなら、その方が遥かに理解しやすいという話を聞いたことはある。
読みたいのは第一部「英雄の冒険」から。プロローグでもたついてしまっている。飛ばしてもいいのかもしれないが、さて、どうするか。
<追記>
日本語の翻訳文が難解になるのは、用語の定義を厳密に行なうためでもあるとのこと。
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