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2010年1月

2010年1月21日 (木)

88年ぶりの快挙か

大相撲、十両の隱岐の海が勝ち越し。やったね!

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2010年1月17日 (日)

冬の師団

録音したNHK FMシアター「マロース」(倉本聰:脚本・演出)を聴き直す。時計がずれていて、冒頭の数分が録音されていないが、水鳥の大量死という状況が語られ、そこから野鳥の無差別殺処分という異常な事態が語られる。ここで、「ん?」と奇異な印象を持つ。

続けて化学物質の不法投棄という背景が語られる。こちらは現実でもありそうな展開。物語が終盤に差し掛かったところで核心が語られはじめる。「あっ、そういうことだったのか」と驚かされる。

オーディオドラマは基本、効果音とセリフだけなので、それを逆手にとって幻想的な作品に仕立てることができるのだとか。「マロース」を聴いて、確かにそうだと頷いた。

「マロース」の脚本はドラマ誌2010年1月号に掲載されていた。

脚本を読む。冒頭、養鶏場の経営者の自殺が起きる。昔の記憶がよぎる。鳥インフルエンザ絡みで実際にそういう出来事があった。偶々その会社に行ったことがあったのだ。

コーヒーミルを挽く音、これだけで感情も表現できる。シンプルだけど奥の深い世界だ。

実は倉本ドラマはほとんど観たことがない。クラスで話題になっているので、存在自体は知っていたが、ドラマが放送される時間帯はテレビを観ない習慣だったので。母が蛍ちゃんが可愛いと言っていたので、親は観ていたはず。思い起こすと、断片的だが幾つかのシーンが思い浮かぶ。印象には強く残っている。観ていないのは人生の損失だ。

倉本脚本、全てではないが「ん」が「ン」と表記されている。繰返しは「ゝ」「ゞ」。手書きなンだろうなぁ。

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2010年1月16日 (土)

市販スープでびっくり

モランボンのキムチチゲ用スープで鍋もどきを作ってみる。美味しい。キムチ(国産)を入れた鍋もどきは時々つくるのだが、キムチって旨味はともかく後味が良くない。臭みがくどい(これが駄目な人が多いのかもしれない)のだけど、これはそういうのがない。原材料を確認。味噌とキムチの相性はやはり良いようだ。

次に同じくモランボンのカレー鍋用のスープで作ってみる。これはうどんを投入するに限るか。

家庭では出せない味と銘打っているけど、確かに。どうやって臭みを消しているのだろう。

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2010年1月14日 (木)

訳の所為にする

「千の顔をもつ英雄 上(オンデマンド版)」(ジョセフ・キャンベル, 平田武靖/浅輪幸夫 監訳, 人文書院, 2004)のプロローグの一部だけ読んでみる。

脳の情報処理能力自体は以前より改善されているはず(頭が良くなったのではない。もつれた糸を少しずつ解きほぐしている)だが、頭に入りにくい印象。自分の脳力って所詮この程度か。

読みにくさを感じるのは、文章の一センテンスが長いのもあるだろう。おそらく英語の原文自体もそんな文章なのだろうけど、関係代名詞、どこからどこまでがどこに掛かっているか、その辺がパッとイメージできないのかもしれない。

僕自身は原著を読む能力はないけれど、お堅い本を日本語に訳す際、わざとか敢えてか知らないが、難しく訳している面もあるのだとか。だから原著を読めるなら、その方が遥かに理解しやすいという話を聞いたことはある。

読みたいのは第一部「英雄の冒険」から。プロローグでもたついてしまっている。飛ばしてもいいのかもしれないが、さて、どうするか。

<追記>
日本語の翻訳文が難解になるのは、用語の定義を厳密に行なうためでもあるとのこと。

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