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2009年7月15日 (水)

やっと、武道館

日本武道館のサイモンとガーファンクルのコンサートに行く。

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カメラを預けて入場。以下、感想。

武道館の八面の内ステージは北面に設置されていて、自分の席は西の2階席。ステージ真横から見るかたちだが、三十メートル程の距離か、よく見える。双眼鏡だと表情も読み取れたほど。

会場は西と東の最上段の席を除いてほぼ人で埋まっていた。

演目は東京ドームと同じ。前回のカーテンコールでヴィンセント・ンギニさんの名があって、いた?と思ってたが、ステージ右側のギタープレイヤーは曲によって交替していたようである。

音響はわずかに残響が聞こえることがあったが、特に気にならなかった。

アメリカの歌ではボウタイがカメラ~というところでアートがネクタイに手をやってゼスチャーしていた。途中から白のワイシャツに代えてアロハシャツだろうか、着替えていた。

ソロのコーナー。「ブライト・アイズ」はアートの他に誰か声をつけていたか?はっきりとは分からず。

ポールのコーナーはアルバム「グレイスランド」から2曲。それから「時の流れに」が演奏される。この曲の聞き所はやはりサックスの間奏だが、観客の反響も高かった。原曲で演奏したマイケル・ブレッカーさんは亡くなったことを思い出す。リチャード・ティーさんもいない。

「ニューヨークの少年」の間奏、各ミュージシャンたちのコーラスはこのコンサートの聞き所だったかもしれない。ニューヨークに関する曲が2曲歌われたことになる。

アートは正面だけでなく、西や東の席にも気をくばって、拍手を促したり手を振ったりしてくれた。「明日に架ける橋」で歌いきったアートの表情が「どうだ!?」と言わんばかりだったように思えた。観客は総立ち。歓呼の声で満ちていた。

ボクサーで「ライラライ」と唱和したかったが、やっぱり無理でした。

カーテンコール、ギターのマーク・スチュワートさんがペコリとお辞儀をしたとき、ポニーテールの髪をひょいと顔に垂らして笑いを呼んでいた。退場の際、西席にも手を振ってくれた。手を振ると、おっという反応だったように思えたので、向こうから見えたのかもしれない。

武道館ならではの一体感が実感できて満足した。行ってよかった。東京ドームと武道館、両方経験できてよかった。比較して分かることもあると再認識。

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門を出て夜空を仰ぐ。そのとき見えた三つの星が夏の大三角形かどうかは分からない。

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