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2009年4月19日 (日)

汚れのない作品世界

「レッドクリフ」。パート1の方。劇場公開時は結局敬遠してしまった。三国志は長い物語で、2~3時間の尺に収まるものではない。ただ、これだけの規模で映像化するとなるとやはり映画でないと無理だろう。僕は漠然としか知らないが、三国志ファンならおおよその展開・結末は熟知している。それでも観に行かせる何かといえば圧倒的なスペクタクルシーンなのだろう。観るならやはり劇場での方が満足感も得られるか。

思ったのは衣装、甲冑、建物その他諸々がピカピカなこと。秦の始皇帝陵で発掘された兵馬俑で当時の衣装は判明しているだろう。それから数世紀後の話だが、王朝が衰えた時代が背景にある。ウェザリングとでもいうのか、もっと薄汚れたような感じではないかと思うが、そこは見栄え重視なのか。英雄たちの戦闘シーンはファンタジーがかっているし、大きな嘘を楽しむものなのだろう。

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