かげおくり イイハナシダナー(T^T)
絵本「ちいちゃんのかげおくり」(あまんきみこ 作 上野紀子 絵 あかね書房 1982)を読む。甥っ子の誕生日プレゼントにしようと考えている。
空襲で母親と兄とはぐれてしまったちいちゃんが……というお話。かげおくりという遊びは知らなかった。自分の影をじっとみつめて10数える。10唱えたら空を見上げる。すると影が空に浮かぶ、というものだとか。要するに残像。奥付に1982年8月初版 2008年7月 66刷とあるので長く支持されているようだ。
CD「ハロー!この町」でカップリングされていたのでタイトルやおおまかな内容は知っていた。本屋で偶々みかけたので手にとってみる。じわっとくる内容だった。
多くの人は「火垂るの墓」を連想するのではないか。小学館少年少女世界名作文学全集にこんな味わいの話があったような記憶もある。
これだけだと幼稚園児向きでないかもしれないので、他の絵本と合わせて贈るつもり。
はてなキーワードに「かげおくり」として収録されていた。「かげおくり」のネーミング自体は作者によるものだとか。
ちなみに「イイハナシダナー」のAA(アスキーアート)は「空手バカ一代」が元ネタだと思いますです。
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