とっても怖~い映画
映画「シッコ」を観る。
国民皆保険でない米国の現状をムーア監督独自の切り口で捉えたもの。
ムーア監督はブッシュ大統領が好きでないのだろう(いや、実は好きなのか?)。国民皆保険に早くから取り組んできたヒラリーに期待していることも伝わってくる。政治色が強い作品であった。
アメリカではうっかり病気にもなれないようである。ヴェニスの商人より現実は酷薄であった。予防整備、つまり壊れる前に直せ。その方が結果的にコストが低くて済む、という概念をふと思い出した。
一方、カナダや英国、フランスでは国民皆保険で充実した医療サービスが受けられるようである。しかし、あの優雅なヴァカンスはどういうからくりなのだろう。ネットをみたら欧米は高率の消費税で高福祉を維持しているとか。と、移民系の若者の暴動があったか。まあ、米国で起こったことは5~10年後には日本でも起こるし、米国型か欧米化型かどちらかに舵を切らねばならない時期なのだろう。政治家が将来の消費税率について言及した発言があった。
他、911テロで救助活動に携わった人たちが呼吸器系の疾病を抱えているなど。テロリストのジレンマについては、虐待ととられたら困るので、ということか。
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