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2007年7月23日 (月)

機能美というより

NHKスペシャル「デザインウォーズ」をみる。門外漢だけど、大きくいえば機能美とエモーショナルな美に分かれるのだろうか。

自動車だと、全高が低く、タイヤが四隅にあって(オーバーハングが短い)地面に踏ん張った姿勢のスポーツカーは格好よく思える。ただ、居住性は犠牲になる。一般向けのセダンだと、Aピラーと屋根、Cピラーで構成される空間が対称的な台形の方が受け入れられやすいとか(アメ車のデザインではフロントガラスは寝ていて、リヤは立ってるものもある)。最近では全高に余裕を持たせたハイデッキなスタイルが主流だ。サスペンションストロークがとりやすいのと、アップライトな姿勢で座らせることによって居住空間をかせぐ。

携帯電話はどうだろう。基本はキータッチや薄さらしい。薄さについては有機ELディスプレイが投入されれば、かなり薄くなるか。ソニー-エリクソンのデザイナーはパティーナ(経年変化の味わい)というモチーフを模索している。まあ、マウスなんか手垢で汚れてきますな。

<追記>
ひとつにはくさび型のウェッジ・フォルムを好まない層もいるからだろうか。トランクの容量は大きくなるが後方の視界がよくないとかで、敬遠する人もいるようだ。

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