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2007年5月24日 (木)

今頃になってですが

今頃になってであるが、サックス奏者のマイケル・ブレッカー氏が亡くなったことを知る。今年の1月13日だったそうだ。白血病だったことは知っていたが、結局ドナーがみつからなかったのだろうか。

僕はポール・サイモンの作品を通じて知った。「時の流れに」のソロパートが有名である。90年代、ボーン・アット・ザ・ライト・タイム・ツアーという大規模な巡業に参加していたが「ハーツ・アンド・ボーンズ」でサックスのソロパートが追加されていた。曲の魅力を最大限に引き出したとでもいうのか、アルバムのバージョンよりこのコンサートでのバージョンの方が好きだ。というか、ライブ盤を聴いてこの曲が理解できたという感じだ。僕は大阪で催されたコンサートに実際行ったが、一曲マイケル・ブレッカーさんメインの曲が披露されていた。今思うとロックのオーケストラとでもいうのか贅沢なメンバーだった。うちに何枚かブレッカー・ブラザーズのアルバムがあったので聴いてみようか。

名プレイヤー、去る。いつかはこういう日が来るのだけど、同時代の人が亡くなると自分も歳をとったことを再確認させられる。

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