« しなびてたので | トップページ | モモ缶の記憶 »

2007年5月14日 (月)

他人事ではない

NHKスペシャル「夕張破たんで住民は」をみる。破綻した自治体。若い人たちは出て行き、お年寄りが残されていく。医療サービスも大幅に削減。人工透析を受けているお爺さんが。まさに生死に関わる問題である。

「あなたの町は大丈夫?市民一人借金百万円」の回。岡山市の事例が取上げられる。全国の自治体の5分の1が財政危機。総額200兆円。全国の状況が図示されたが、島根県、やばし。自治体の会計は研究が遅れた分野だったか? 取上げられた区画整理、道幅が広がれば便利・安全(逆か?)になると思うが、街づくりのコンセプトがはっきりしないのはどうだろう。民間に比べれば遅きに失した感はあるが、打てる手は打っておかないといけないのだろう。改革を推進している担当の方には多分、現場からの反発がかなりあるだろう。計数管理に明るいだけの人が主導権を握ってしまうのもよくないのだろうが(特に製造業では。自治体はまた別だろう)、岡山の事例はいくつもの部門を経験して現場にも精通した方なのだろう。

|

« しなびてたので | トップページ | モモ缶の記憶 »

ノンフィクション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« しなびてたので | トップページ | モモ缶の記憶 »