男装の麗人――フィデリオ
久しぶりにベートーヴェンの「フィデリオ」序曲を聴く。一般には「レオノーレ」序曲(第三幕冒頭第二幕ニ場で演奏されることが多い)が名曲とされているが、僕はフィデリオの方が好きだ。「レオノーレ」序曲は自己完結しているように思える。交響曲第4番第1楽章に似た曲調だろうか。意外と乙女チックな曲が多い。
男装したレオノーレ(=フィデリオ)が夫を救出する筋書きで、あまり面白くないと言われている。昔ラジオでやっていたのを録音した。話の筋は分からないものの、マルチェリーネのアリアなど好きな歌もある。
《レオノーレ》から《フィデリオ》へ
http://www.lib.kunitachi.ac.jp/tenji/2006/tenji0611.pdf
改訂を重ねていった経緯などが紹介されている。
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