「べからず」集?
「プロ作家になるための四十カ状」(若桜木虔著 KKベストセラーズ ベスト新書)を読み終える。いや、別にプロになれるとは思ってないが。ミステリが主要なフィールドの作家さんらしい。実際にコンクールに応募され落選した作品(おそらく受講生の)がしばしば引用され、なぜ落選になるか述べられている。かなり巧い人もいる。ここをこうすれば良かったのに、という感じだろうか。
小説の書き方は本だけでなく色々なサイトでもコンテンツとなっているので、全く知らない項目はさほどなかったように思う。知らなくてうっ、とうならされたのは「そして」の多用は悪文だということである。試しに自分の書いたものをテキストエディタのGREPで調べてみる。出るわ出るわ。もう一作はそれほどでもなかったが、見直しが必要なようだ。また、心理描写、情景描写などが薄いのは感じていたが、実感させられた。ハウツーものばかり読んでもダメなのだが、参考になったと思う。
<追記>
考えてみるに、「べからず」集みたいなものか。
<追記>
類語辞典をみると「そして」は強調的なニュアンスで用いるようだ。だからここぞというところで、ということだろうか。
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