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2006年6月22日 (木)

現場って

NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」を観る。ムシキングというヒットしたゲームの開発部長が登場する。かなり現場を意識される人の様である。それは理想だとは思うが、僕の知っている範囲では計数に明るい人の方が出世したなあ。まあ部署が違うが。会社が守りに入っていたからでもあるが。

計数に明るい人は、計数を比較することで、問題点をえぐり出す。そういう意味で優れているのだが、たとえば米国ビッグ3のGMが凋落したのは「カーガイ」がいなかったからとも評される様に、特に何かを創っていくという局面では、現場というか生の声が必要なのだろう。だから僕は管理畑の人も出来れば現場を回って生の声を収集、実感して欲しいと願ったりもした。

ま、つらつら書いたが、実のところ、僕には計数管理能力はない。だから出来る人をやっかんでいるだけでもある。結局、僕のポジションは企画の実行部隊という位置づけで終わった。自分なり努力したつもりだが、あるところまで進むと必ず壁にぶち当たってしまう。それは僕の基礎が出来ていない証拠でもあるので、非常に悔しい想いを何度もさせられた。未だ光明は見えない。

<追記>
「凋落」と書いたのは言い過ぎかもしれない。長期に渡って下げ止まらない、という方が実態に即しているか。

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