ネーミングはGOOD
ホリエモンをめぐる騒動は日増しに混迷の度を深めている。僕が堀江氏の存在を知ったのはあるTV番組だった。要するにお金持ちの社長の自宅を訪問・紹介するという内容だったと思う。レポーター役のさとう珠緒が振られてたか? その後、近鉄バッファローズの経営に名乗りをあげて飛躍的に知名度を高めた。僕は経営や財務は素人なのでライブドアの規模で球団を運営できるのかは懐疑的だった。ただ、これは楽天が球団を運営しているので問題なかったのかもしれない。次にフジ・サンケイグループを実質的に支配しようとした。僕個人はマスコミは聖域という意識があって(これが正しいかどうかは分からないが)、もう少しましな金の使い方はないのかとは思わされた。その後は追いかけてないので知らないが、ゴネ得だった様ではある。しかし、フジ・サンケイグループのねじれ構造に目をつけたのはいい着眼点だったかもしれない。昨年は衆議院選挙に出馬した。これには流石に経営と政治は両立できない、できた人はほとんどいないと思った。まして自分の出身地とは関係のない地域。刺客として送り込まれたという図式であった。で、今回の強制捜査。ライブドア株でかなり損をした人もいるようである。僕は株は分からないので手を出したことはない(それだけの資産があったとしても、株で始終神経を張り巡らせなければいけないのは嫌だ)が、信用取引は本来リスクヘッジするためのもので、キャピタルゲインを狙うためのものではないはずだ。また株式分割は本来的には価値はそのまま(1万円の株式を100分割したとして、株価が100円になるだけ)で、株価が需給の関係で上昇する傾向はあるのだろうが、それを濫用するのはどうだろう?
1月22日前後に実家のある市で堀江社長の講演会(有料)が予定されていた。が、市側からキャンセルしたようである。流石に実施は無理だろうが、ある意味注目のイベントだったかもしれない。
つらつら書いてみたが、僕の足りない頭ではこんなところである。僕自身は社会人としては敗者である。堀江社長は若くして起業、成長させることで若者に希望を与えた。それがこの顛末では若者の意欲に水を差す様なものである。
しかしホリエモンと最初にネーミングした人はうまく思いついたものだ。多分、近鉄ファンがすがる様な思いでそう呼んだのだろうけど。確かに何かしてくれそうな雰囲気はあったが。。。
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