売り切れ
ニンテンドーDSは売り切れであった。
クリスマス商戦で売り切れたのだろう。
広島行きののぞみに乗る。岡山でようやく座れた。
山形県の羽越線で起きた特急「いなほ」の脱線転覆事故。僕は出張で一度だけ酒田に行ったことがあるが、冬は厳しいそうである。ニュース映像でも見られたが、防雪プレート(壁?)の存在感は大きかった。風が強い地域なので風力発電には積極的だそうだ。取引先の支店長によると、冬場は吹雪くと営業を中断させることもあるらしい。遭難の危険があるからと、ある意味大げさだが、実際車の故障で立ち往生したらかなり厳しい状況に置かれるだろう。
車窓から見る羽越線の光景は日本海側ということもあり、山陰出身の僕にとっては懐かしさを感じるものであった。鉄道を利用することも少なくなったが、やはり鉄道が一番安全な乗り物と思うし、残念な事故である。
2006FIFAワールドカップ組み合わせ抽選会をビデオ録画で観る。抽選会が押したので、肝心の第4ポッド、日本の抽選は切れていた。がっくり。で、日本の組み合わせはブラジル、クロアチア、オーストラリアである。どう見ても2位抜け狙いの組である。クロアチアとはフランスW杯のリベンジを果たして欲しいし、オーストラリアは今後アジア予選で当たる可能性が高い国である。最終戦がブラジルなのがやや救いか。死のグループに入って、強豪国とのカードを観るというのも、それはそれで悪くはなかったと思うが、今回は割りとバランスの取れた組み合わせだろうか。
「救命センター当直日誌」(浜辺祐一著 集英社文庫)を読む。ジャンルとしては医療エッセイである。救命センターという門外漢には修羅場に思える現場での日常をつづっているので、スプラッタな表現も出てくる。そういうのが苦手な僕は休み休みでないと本を読み終えることができなかった。死と隣り合わせということで、患者の日常というものが逆に浮かび上がってくる。生きている限り、近しい人の死は避けられないので、そういう意味では身につまされるものがあった。本職の文筆家ではないので、文章に滑らかさを欠く面はあると思うが、それは些細なことである。
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