少年時代のまま
田舎で殺人事件があったと聞く。同じ歳らしい。ニュースを見ると見覚えのある名前が。まさかと思って同窓生名簿をみる。同級生だった。クラスメートだったが、特別つきあいがあったわけではない。子供を守ろうとして近所の男に刺されたらしい。近所の男は意味不明の供述をしているという。こんなかたちで命が奪われるのは彼にとっても無念だろう。幸い息子さんは軽症のようだ。ご冥福を祈りたい。僕にとっての彼はいつまでも少年時代のままである。
田舎で殺人事件があったと聞く。同じ歳らしい。ニュースを見ると見覚えのある名前が。まさかと思って同窓生名簿をみる。同級生だった。クラスメートだったが、特別つきあいがあったわけではない。子供を守ろうとして近所の男に刺されたらしい。近所の男は意味不明の供述をしているという。こんなかたちで命が奪われるのは彼にとっても無念だろう。幸い息子さんは軽症のようだ。ご冥福を祈りたい。僕にとっての彼はいつまでも少年時代のままである。
今日も暑い。近所の小学校で一足早い盆踊りをやっている。涼みに行こうかと思ったがやめる。
本来、仏教では輪廻転生で死んだ人は生まれ変わってしまうので、お盆にご先祖様の霊が帰ってくるというのは矛盾してるのだが、中国の祖先信仰と関係が深いらしい。
TVでは隅田川の花火大会を中継している。子供の頃、田舎の漁港で毎年花火大会をやっている。それが一番花火を間近でみた経験である。近くでみるのはいいものである。もう何十年も前の話であるが。
今日も暑い。近所の小学校で一足早い盆踊りをやっている。涼みに行こうかと思ったがやめる。
本来、仏教では輪廻転生で死んだ人は生まれ変わってしまうので、お盆にご先祖様の霊が帰ってくるというのは矛盾してるのだが、中国の祖先信仰と関係が深いらしい。
TVでは隅田川の花火大会を中継している。子供の頃、田舎の漁港で毎年やっている花火大会。それが一番花火を間近でみた経験である。近くでみるのはいいものである。もう何十年も前の話であるが。
NHK「七色のおばんざい」を再放送してるので、音声を消して画面だけちらちら観る。相田翔子が美人である。何気に僕は彼女のアルバムを結構そろえている。しかし、あんな他所の生活に干渉してくる女将がいたらうざくてしょうがないと思うが。←まったく観てないので、ちょっとだけ観た感想であるが。実際は女将にしてもマスターにしても客の領分に立ち入る人はいないだろう。大抵は聞き役にとどまるはずである。客もそれを望むと思う。
ニュースで野茂に触れていた。デビルレイズを解雇された野茂はヤンキース参加の3Aに移籍する可能性があるとのこと。実際どうなるか知らないが、ここ数年素人目にも球威が落ちた様に思える。正攻法で勝負する投手だが、今後どうするのだろう。ピッチングスタイルは変えないだろう。今から変えたとしても、という部分もあるだろう。同世代の人なので、がんばって欲しい気持ちはある。
関東地区で夕方強い地震がある。僕は阪神大震災時、姫路市に住んでいた。姫路市は震度4だったが、今回の地震より激しかった覚えがある。ニュースでは横浜も震度5弱だが、地区によって違うのだろうか。僕の住んでいる地区は元々丘陵だから多少は地盤が強いのかもしれない。
首都圏の電車・地下鉄は軒並み停まった。外出していれば巻き込まれたかもしれない。おそらく帰りの電車は相当混雑するだろう。とりあえず大きな被害が報告されていないのが幸いである。
今となっては貴重なイウォーク・セレブレーションの収録されたCDが出てきた。聴いて何か変? と思ったら「帝国の逆襲」のエンド・クレジットにつながる様編集されていた。イウォーク・セレブレーションは勝利を祝う曲だし、帝国の逆襲のエンド・クレジットは挫折した若者たちがくじけず再起する曲なので、ある意味変なのだが、まあこれはこれでいいかと思う。
「口語訳 古事記 完全版」(三浦佑之著 文芸春秋社)を読む。ちょうど神功皇后の新羅征伐のエピソードの辺りである。神功皇后ことオキナガタラシヒメの夫は仲哀天皇である。古事記では語られていないが、神楽に「塵輪(ジンリン)」という演目があり、朝鮮半島から攻めてきた塵輪という悪鬼を仲哀天皇が退治するという内容である。これは熊襲征伐をモデルにしたと言われている。
しかし、何故か1日10ページから20ページ読むのがやっとのペースである。比較的平易な文章だとは思うのだが、本文を読んでは注釈を読み、また本文を読むという繰り返しが読書のリズムを狂わせるのかもしれない。人物名が全てカタカナ表記なのも良し悪しだと思う。カタカナ表記のみだとしっくりこない場合もある。また、系図の部分は歴史を勉強しているわけではない僕にとっては眠たくなるところである。人物名と系図は後のページにまとめて解説されているのだが、できれば小分けにして本文に添えるかたちにして欲しかった。
僕にとっての古事記は昔読んだ小学館少年少女世界名作文学全集のイメージである。あれには神代編までしか収録されておらず、僕のイメージはヤマトタケルを別にすればそこまでである。そういう意味では新鮮さをもって古事記の世界に向かい合っている。
読んでいて、物語のパッチワークの様な印象を覚えた。特に海幸・山幸のくだりは、天つ神の子孫の物語としてはかすかに違和感を感じる。元は口碑伝承だから、様々な物語が語り継がれていくなかで、ああいうかたちにまとまっていったのだろう。
レイトショーで「戦国自衛隊1549」を観る。2時間の映画だが、没入できず、貧乏ゆすりを繰り返した。殺気が感じられないのだ。そこは一般向けにソフトにしているのかもしれないが、アクション・シーンに魅力を感じなかった。
「戦国自衛隊」といえば昔の角川映画が有名だろう。原作小説を読んだことはないが、小説と映画ではかなり異なった作品だそうである。そういうわけで戦国自衛隊はこうあらねばならない、という縛りの様なものはないと思うが、個人的には娯楽大作において日本映画が今ひとつはじけていないのを感じてしまった。
制約は多かったと思う。すでにスピンオフで「続・戦国自衛隊」という漫画・小説のシリーズがあり、そこでは関ヶ原、大坂冬・夏の陣を舞台にしている。そういうわけで、ネタ的には限定されたろうし、ロケの関係で富士山麓という舞台設定にせざるを得なかったのも分かる。が、要するに観客としては2時間楽しめればいいのである。そこの部分でダメだった。
個人的には城の石垣がNG。型から抜いたのがバレバレ。お城ファンの目は誤魔化せませんぞ。ウェザリングして陰をつければ良かったのかもしれない。
NHK「プロジェクトX」、YS-11の回を観る。僕はYS-11に乗ったことがない。多分乗ることはないだろう。
残念なのはYS-11で国産旅客機の命脈が途切れたことである。現在でも時々国産プロジェクトの話題が出るが、外国メーカーと競合しないニッチなマーケットを狙わなければならないし、世界にサービス網を構築するコストなどを考えると、実現性は低いのかな、と感じる。
学生の頃、ニュースでSTOL実験機「飛鳥」の存在をしった。いずれ実現するかと思っていたが、結局実現されなかった。低騒音、短距離離着陸のコンセプトはいいと思ったのだが。現在は、かがみがはら航空宇宙科学博物館に展示されているそうである。
書籍を購入し、領収証を頼む。バイトの男の子が対応したが、名前の漢字が書けない、怪しい様であった。決して特別な漢字ではないので、大丈夫? と思ってしまった。僕もここ10年パソコン環境になってからペンを持つことは少なくなっているから、多分何もない環境だと、読めるけど書けない漢字はあると思う。が、バイトの彼の場合はそういうレベルではなかった。帰国子女なのだろうか、あれでは本もろくに読めないのではないのかと他人事ながら心配してしまう。
めずらしく愛読者カードを出す。悪筆なので普段手紙・葉書の類は出さないのだが、景品のDVD目当てなのだ。ついでに要望事項として、作者さんオリジナルの時代物が読みたいと書いておく。今書かれているのは、ある作品のノベライゼーション、つまりスピンオフ小説なのである。つまり既に確立した世界観があって、その上で物語を展開しているのである。で、どうせなら作者さんオリジナルの作品を書いて欲しいと思った。かっこいい時代劇ヒーローはいつの時代も望まれていると思う。実現するかどうかは知らないが、こういう意見があるということが編集さんの目にとまればいいだろう。
スター・ウォーズのサントラを引っ張り出して、お気に入りの曲をMDに録音する(LP4モード!)。「帝国の逆襲」「ジェダイの復讐(帰還)」からの選曲が多かった。好きなのは帝国の逆襲のエンド・クレジット曲である。挫折した若者たちがくじけずに再起を図る意図があるのだろう。「ジェダイの復讐」のエンド・クレジットは特別編公開時に新曲に差し替えられた。かすかに哀愁を感じさせるいい曲である。以前の曲もよかったのでCDが押入れから出てきたら追加録音しよう。エピソード1の「運命の闘い」もいい曲である。男性コーラスが加わることで、荘厳さが増した様に思われる。
スター・ウォーズは佳曲が多いので、そういう意味でも楽しめる作品である。ライト・モティーフの手法を取り入れたという意味では現代の楽劇だろうか。
TBSブロードキャスター・ニュースで薄型TVを特集していた。驚かされたのは、台湾製の32インチ液晶TVが特売品ではあるが、10万円で販売されていたことである。ただ、2005年現在、TVの買い物は非常に難しいと思う。数年後には地上波デジタル放送が日本全国に普及し、やがてアナログ波は停波される。10万円の台湾TVはデジタルチューナーは内臓してなかった。おそらくSD画質だろう。買い物をしたお父さんは満足げな表情だったが、数年後には考え直すのではないだろうか。SD画質だって電波の受信状況さえよければかなり綺麗ではあるが、HD画質に一度慣れてしまえば戻れないだろう。ゴーストに悩む僕は、コピーワンスという問題はありながらも、早くデジタル波に移行したい。
僕個人としては20インチ前後のラインナップを充実して欲しいところである。20インチくらいのサイズで地上波デジタル・HD画質に対応しているのは、確か今のところ松下とSONYだけである。
ニュースでタイ人少女の人身売買のニュースをやっている。大学時代、僕はレポートの題材に「女たちのアジア」(松井やより著 岩波新書)という本を選んだ。その本が一番薄かったからだが、そこに描かれた女性たちの姿にショックを受けたことを覚えている。確かタイの話もあったと思う。
で、この本は冒頭で当時大問題となっていた従軍慰安婦問題を取り上げているのだが、記述に問題が多かった様である。昔の本なので正確なことは覚えていないが、慰安婦とされた女性の証言の整合性に問題があるはずである。が、僕は近代史の勉強をおろそかにしていたので、疑うことすらなかった。岩波書店、元朝日新聞記者という肩書きは大きな信用であった。数ヶ月前、NHKの番組改変が問題となったが、松井やより女史の団体が関わっていた様である。政治的な思惑が複雑に絡み、わずか数十年前のことすら何が真実なのか分からなくなっている。自分の甘さを痛感させられた一件であった。
実家の駅前の書店が閉店になったらしい。母が義兄の書いた小説を予約しようとして断られたとのこと。決して悪い立地ではないし、学校も近くにある。なぜだろう。書店は離れたところまでいかないといけなくなったそうである。母は膝がよくないそうなので、長い距離は歩くのがきついだろう。僕も一時脚の筋を痛めたことがあるので、多少はそういう痛みが分かる様になった。もっとも僕の場合はただの運動不足であるが。
近所の図書館に行く。スポーツ関連の棚をみて「世紀の誤審 オリンピックからW杯まで」(生島淳著 光文社新書)という本を手に取る。日韓W杯の誤審についてもページが割かれていた。あれはネット上でささやかれているだけではなかったのか、と驚かされた。
2002年当時、僕は日本の試合は観たが、韓国や他の国の試合までチェックしていなかった。今考えるともったいないことをしたと思うが、当時、健康を害していて仕方なかった。韓国戦は新聞のスポーツ欄で結果を読むくらいだったと思う。当時の「ニュースステーション」のスポーツコーナーでイタリア戦のトッティのシミュレーションについては取り上げていたかもしれない。
当時の僕はほとんどインターネットは観ていなかった。韓国の快進撃は「ふーん、アジアもレベルが上がったんだなあ」くらいのものであった。ポルトガル、イタリア、スペインの価値が分かっていなかった。それからインターネットを常時接続にして、韓国絡みの悪評が目に入るようになった。これには驚かされた。
結果的にみるとポルトガル戦、イタリア戦、スペイン戦と3戦連続で疑惑の判定が連続したのである。サッカーに詳しい人であれば限りなくクロに近いグレーと判断した様である。ホームタウン・デシジョンはどんなスポーツでもありうるが、これはあまりに露骨だったようである。しかし、ポルトガル、イタリア、スペインとW杯を戦えるなんて、考えてみればおいしい話でもある。後に韓国-イタリア戦はビデオでみたが、僕にはよく判断できなかった。韓国チームのコンディションは悪くなかったと思うが、イタリア選手の後頭部に蹴りを喰らわせるシーンには唖然とさせられた。あれは何らかの処分を課すべきだったのではなかろうか。
すでに韓国はドイツW杯も出場を決めているが、リーグ戦でどのグループに入るかで、FIFAの思惑が計り知れるだろう。多分意趣返しがあるのではないかと思う。W杯の日韓共催を支持したのはヨーロッパの国々だったそうである。ヨーロッパの国々が失ったものも大きいし、韓国もツケを払う羽目になるだろう。とにかくドイツW杯予選リーグでの結果が問われるだろう。
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