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2005年4月 1日 (金)

年末一挙再放送を観終える

「踊る大捜査線」を見終える。昨年の年末に一挙放映されたものを録画していたものである。残念ながら4話だけ録りにがした。後半のエピソードはレンタルビデオで一度観た事があったようである。

確か1999年の作品だから5~6年前の作品である。小道具やセリフに時代のズレを感じる。モデムでインターネット接続したり、大量のビデオテープ、署長がストーカーという言葉をしらなかったり。たまごっちも登場した。たまごっちは今リバイバルしているが。

「踊る」に興味を持ったのは映画の2が公開されたのを観てからだったろうか。1999年頃は忙しくてドラマどころではない時期だった。僕は中学生になって、ぱったりとドラマを観なくなったのだが、日本の刑事ドラマには荒唐無稽なイメージがあった。「踊る」はよくリサーチして練りこまれた作品だと思う。そういう意味でも人気が高いのだろう。「踊る」の研究本を買って読んでみたが、警察組織について勉強になる本であった。登場人物の履歴がきっちり設定されている、というのも、この本で分かった。

ちなみに「社員が教える企業ミシュラン これが本当のマスコミだ」(渡邊正裕著 東邦出版 20-21P)によると、「踊る」の場合、フジテレビの警視庁担当だった記者がドラマ畑に異動して、自身の経験をもとに参画した経緯がある、とのことである。それでキャリアとノンキャリアの確執などがテーマになったのかな、と思う。

義兄から「踊る」の映画は2より1の方がよくできてるよ、と言われた。TV放映で1を見てみたが、実際、映画としては1の出来の方がいいと思う。

今年はサイドストーリー的な映画がゴールデンウィークと夏休みに公開されるようである。機会があれば観にいってみたい。個人的には、「踊る」は舞台のほとんどが湾岸署で、刑事たちの私生活は描写されてなかったので、そういう面が描写されるといいかな、と思う。

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