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2005年4月11日 (月)

産めよ増やせよの時代に

NHKスペシャル「明治・ゆとりか学力か」を観る。開智学校は大学時代に行ったな、と思いつつ観る。当時の授業が再現されていたが、随分固い印象であった。小学生は順応性があるから、あんな問答形式の授業でも大丈夫だったのだろうか。学校令の改正で義務教育化されたのがターニングポイントだったようである。経済的負担が解消されたのは大きかったのだろう。財源を確保できたことも大きいと思う。考えてみれば、今の核家族化した日本と違って、当時の日本は大家族だったはずである。僕の父は大正時代の生まれだが、十人近い兄弟がいたそうである。もっとも成人できたのは数人だったようだが。

ドラッカー教授の著作にあったが、今の時代、大学を卒業しただけでは価値がなく、大学院を卒業することが知識労働者として必須だそうだ。アメリカではそうだろう。日本も徐々に大学院のコースが充実しつつある。

僕の地元の市では未だに木造の小学校校舎が残っている。中学校は徐々に建替えていったようだが、小学校では未だ古いままの校舎が残っている。古い校舎はそれはそれで価値があると思うが、少しずつでも建替えを進めていって欲しいと思う。

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