読んでおけばよかった
NHKスペシャル「虚像の王国」を見る。ながら観なので詳細は分からないが、要するに土地神話に乗っかったサクセスストーリーだったのだろう。バブル崩壊以降、土地に対する考え方が欧米風に変わった(評価基準がその土地がどれだけの収益を生み出すか、に変わった)ので、従来の手法が通用しなくなったのだろう。例えばイトーヨーカ堂などは土地に対してはドライなはずである。
コクドの手法には以前から批判的なものがあるにはあった。僕は雑誌の広告でそういう記事の見出しをみるくらいだったので(自分とは関係ない業界だし)、「そんなもんか」くらいの感覚だったし、今でもそれほど西武に興味・関心はない。ただ、「ライフスタイル」を商売の基軸とするという先代の考えには先見の明を感じる。優れた頭脳の持主は時に未来をも見通すことが可能なのだろうか。手法には賛否両論あるのだろうけど。
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