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2005年4月

2005年4月29日 (金)

設置だけでヘトヘト

東芝RD-X5を買う。HDD600GB、W録、ゴースト・リダクション・チューナー(GRT)つきと現在のラインナップ中ではフラッグシップに相当するモデルである。正確には地上波デジタル対応のモデルが発売されたので2番手のモデルになったが。

憧れのモデルだったが、予算的に無理だなと思っていた。が、そろそろモデルチェンジの時期らしくて値段がかなり下がってきた。そこでエイヤっで買うことにしてしまった。実質HDDレコーダーを2台買うようなものなのでお徳感はある。GRTつきのモデルでなければ他にも選択肢はあったのだけど、GRT必須という僕の部屋の環境が選択肢を狭めている。

色々考えたがコストパフォーマンスは高いと思う。W録だから、これまで観てなかった番組も観られるようになるのはありがたい。家族がパナソニックのDIGAを使っているのでDVD-RAMでデータのやり取りをできるのも大きい。

とりあえず設置だけしたが、これだけでヘトヘトになってしまった。後は操作をやりながら覚えていくというかたちになるだろう。

実際使ってみると、ゴーストが気になる。フジテレビのゴーストは取りきれてない。これは僕の部屋の受信状態が悪すぎるので、X5の責任ではないのだが。完全にゴーストのない受信環境は地上波デジタル放送に移行しないと無理だろう。そうすると今度はコピーワンスといった別の問題がでてくるが。

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2005年4月22日 (金)

文学作品としての

書店で古事記を探す。読み物として書かれた古事記は少なくて、これといったものがなかった。以前みかけたものに大正時代の作家が翻訳した古事記があり(漢字、かな遣いは直されている)、文学作品として楽しめる様な内容に思えたので、あのとき買っておけばよかったと思う。「古事記」で検索すると非常に多くの本がヒットしてしまうので、探しにくいのだ。

ついでにラーメンズのDVDを買う。家族がお気に入りなのだ。棚の目につく位置においてあったので探す手間が省けた。

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2005年4月21日 (木)

どよん、と落ち込む

どよん、落ち込んだ気分になる。徒労感とでもいうのか。こういうときの僕は周囲が見えなくなって視野が狭くなってしまうので、さっさと気分転換せねば。

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2005年4月17日 (日)

モノマネと文化

NHKスペシャル「明治」を観る。なんと明治の頃から「日本人は独創性がない。モノマネばかりである」といった批判があったのには驚いた。そういった批判は戦後のイメージだと思っていたが、かなり早い段階でそういう見方をされていたというのは興味深い。

大学時代、日本を代表する哲学の教授の講義を聴いたことがあるが、外国からみた日本のイメージは自国を知る上で重要なことだそうである。他者との関係によって自分は何者なのかが浮かび上がってくるということだろうか。

技術ということについては、戦国時代、火縄銃の到来から日本は急速に銃が普及して世界でも稀にみる銃生産国だったそうで、もともと技術のレベルは高いものがあったのだろう。

今でも言われているのかどうか知らないが、昔は外国の学問を翻訳して紹介すれば、その道の大家たりえた。これからはそうはいかない、と。日本が独創性を発揮するのはこれからではないだろうか。すでに色々な分野で日本発のものが世界で受け入れられているし、文化レベルでは色々なものが出てくるだろう。文明レベルとなると、さすがに予想できない。

いつも思うのだが、明治初期の高等教育は英語など外国語で行なわれていたわけで、当時の若い人たちは短期間でよく外国語を習得、高等教育にキャッチアップできたな、と思う。当時の人たちの努力があって僕たちは現在、たいていの分野は日本語で高等教育を受けることができるわけであるが。国によっては法律を外国語で運用せざるを得ないところもあるそうで、そういう意味では漢字の恩恵を日本語は受けているということだろうか。IT関係の用語などはカタカナ語が氾濫しているが。

<追記>
最初は皆模倣から入る。模倣することで何が優れているのか体感できるからだろう。日本には本歌取りという言葉もある。それから先をどう模索するか、これは自分で試行錯誤、知恵を絞らねばならない。

また、知的財産権の無視とは別次元の話である。日本も諸外国にライセンス料を払っていたし、知的財産権の侵害・無視の状況が続くと、ビジネス、取引先として不適と見なされかねない。長期的にみて利益どころか損害を被ることが明白なら取引しないのが正常な判断だろう。

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2005年4月16日 (土)

国民の歌

TBSブロードキャスターニュースの反日デモ特集を観る。行き過ぎた愛国心教育は諸刃の剣ということがよく分かる。日本でも愛国心教育が取り沙汰されているが、ほどほどにして欲しいものである。

サッカーのアジアカップは格好の教材であった。他国の国旗や国歌を尊重するということは、結局は自国の国旗や国歌を尊重する態度につながると思う。

大学時代のゼミの先生(憲法)がおっしゃられていたが、国歌とは別に国民の歌を創るという道もあるそうである。外国でそういう事例があるのだとか。

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2005年4月14日 (木)

「3」が楽しみ

TVで「インファナル・アフェア」を観る。潜入捜査官と警察に逆潜入したスパイの戦いを描いたハードボイルドの傑作だと思うが、映画館で観たときは主役2人の顔の区別ができなくてストーリーが把握しにくかった記憶がある。2度目に見直してみると違う顔なのだが、前にも韓国映画「シュリ」で主人公と相棒役の俳優の顔が区別しにくかったことを覚えている。「インファナル・アフェア2」でもそうだった。同じ東アジア系だからといって顔の区別がつくわけでもないようである。そういう意味ではハリウッドのキャスティングはよく考慮されているのだろうか。今回は2度目ということもあり、吹き替えでもあったのでストーリーがよく理解できた。やはり傑作だと思う。日本でもこれだけの作品はそうないのではないか。

近々「3」が公開される。楽しみにしている。

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折り返しできなかった

ホームページをいじっていて、<PRE>タグは画面右端で折り返ししないことに気づく。<TABLE>タグで入れ子にしてもダメであった。長文だったので、仕方なくDREAM WEAVERを使って<P>タグの形式に直す。DREAM WEAVERを使うことはほとんどなかったのだが、長文をホームページにアップする際には使わざるを得ないだろう。そういう意味では一応買った意義があったというか。

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2005年4月11日 (月)

産めよ増やせよの時代に

NHKスペシャル「明治・ゆとりか学力か」を観る。開智学校は大学時代に行ったな、と思いつつ観る。当時の授業が再現されていたが、随分固い印象であった。小学生は順応性があるから、あんな問答形式の授業でも大丈夫だったのだろうか。学校令の改正で義務教育化されたのがターニングポイントだったようである。経済的負担が解消されたのは大きかったのだろう。財源を確保できたことも大きいと思う。考えてみれば、今の核家族化した日本と違って、当時の日本は大家族だったはずである。僕の父は大正時代の生まれだが、十人近い兄弟がいたそうである。もっとも成人できたのは数人だったようだが。

ドラッカー教授の著作にあったが、今の時代、大学を卒業しただけでは価値がなく、大学院を卒業することが知識労働者として必須だそうだ。アメリカではそうだろう。日本も徐々に大学院のコースが充実しつつある。

僕の地元の市では未だに木造の小学校校舎が残っている。中学校は徐々に建替えていったようだが、小学校では未だ古いままの校舎が残っている。古い校舎はそれはそれで価値があると思うが、少しずつでも建替えを進めていって欲しいと思う。

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2005年4月10日 (日)

ガス抜きの矛先

TVで中国の反日デモをやっている。仮にも老大国なのだから、デン、と大きく構えてればいいのに、と思うが、色々国内事情もあるのだろう。でもガス抜きの矛先を日本に向けられても困るが。

どうも僕は近代史が漠然としたイメージしかなくて、中国には清朝以前のダイナミックなイメージしかない。ちなみに大学時代、ちょうど天安門事件のときだったか、教職課程で日本史の講師の先生が「中国は昔から政府があてにできなかったんですよ」とおっしゃって、なるほどと思ったことがある。日本のお上意識というのは反面、お上をあてにしていれば安心ということだから、国民性の違いというのが思ったより大きいのだろう。華僑が全世界に散らばっているのも、そういう事情があるのかもしれない。

そういえば、韓国とは竹島問題で揺れているが、確か僕の従姉の旦那さんのお父さんかお祖父さんか、漁師なのだが、韓国に拿捕された経験があったと聞いた。西日本で漁業に携わる人たちにとっては切実な問題だと思う。もちろん漁業だけの問題ではないが。

<追記>
今は通信技術が発達した時代なので、TVでまるでその場にいるかの様に事件の一端を垣間見れることは非常に意義が大きいと思う。例えば明治や昭和初期ではこのようにいかなかっただろう。もっともこのところ悪いイメージばかりをばら撒いているようだが。TVの前にいながらにして、よそ様の国民性に触れることができるのはいい時代なのかどうか。

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2005年4月 8日 (金)

実家から電話

実家から電話が。母はパソコンを使っているそうだ。フリーセルだけだが。山口の兄は育児休暇を取得するとのこと。公務員なので取得しやすい環境なのだろう。甥っ子はまだ伝い歩きしかできないそうである。早く歩ける様になるといいが。

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2005年4月 3日 (日)

読んでおけばよかった

NHKスペシャル「虚像の王国」を見る。ながら観なので詳細は分からないが、要するに土地神話に乗っかったサクセスストーリーだったのだろう。バブル崩壊以降、土地に対する考え方が欧米風に変わった(評価基準がその土地がどれだけの収益を生み出すか、に変わった)ので、従来の手法が通用しなくなったのだろう。例えばイトーヨーカ堂などは土地に対してはドライなはずである。

コクドの手法には以前から批判的なものがあるにはあった。僕は雑誌の広告でそういう記事の見出しをみるくらいだったので(自分とは関係ない業界だし)、「そんなもんか」くらいの感覚だったし、今でもそれほど西武に興味・関心はない。ただ、「ライフスタイル」を商売の基軸とするという先代の考えには先見の明を感じる。優れた頭脳の持主は時に未来をも見通すことが可能なのだろうか。手法には賛否両論あるのだろうけど。

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疲れたよ、パトラッシュ

「社員が教える企業ミシュラン これが本当のマスコミだ」(渡邊正裕著 東邦出版)という本によると三大日刊紙、主要TV局の社員の高給取りぶりには驚かされる。読破したわけではないが、いくつか読んだだけでも、30歳前後で年収1000万近くいくのは凄いと思う。ただ、その分労働量もハンパではないようだが。まあ、職場と住居が近くにあれば、体の負担は思ったより低いかもしれない。正直、都市部のサラリーマンは通勤でかなり体力を消耗していると思う。僕も一時、朝9時から晩の11時、12時まで働きづめだった時期があるが、かなり消耗した。精神的な疲労の方が大きかったと後になって思う。

マスコミ社員の給与が高水準なのは銀行と同じだろう。金で転ばれては困るから。厳しい試験をくぐり抜けて来た優秀な層でもあるし、そういう意味では別に非難しようとかいう気は起きない。しかし、同世代の人が僕の2倍~3倍稼いでいるというのは、生み出す価値にそれだけの差があるということで、何か侘しいものを感じてしまうのも事実である。

そういえば「フランダースの犬」のネロ少年は、いつか同じ重さの銀と同じくらいの価値になると信じて絵を描いていた。有名なアニメ版ではなくて原作の小説である。意外とそういう面もある少年だったのだが、アニメ版ではそういう面は描写されなかった。僕もいつかは、と思って頑張らないといけないのだろうか。

別にマスコミ社員の給与実態が知りたくて買った本ではないのだが。どちらかというとジャーナリストと呼ばれる人たちが普段どういう仕事をしているか知りたくて買ったのであるが、仕事の忙しさだけが目についてしまった。僕はワーカホリックの対極にいるので、どちらかといえばプライベートを選んでしまうだろう。マスコミ関係の人たちの場合は仕事が面白くて忙しいのに気づかない、というのが正確なところだろうか。多分満足度自体は高いのではないかと思う。「創る」という行ないにはそれだけの魅力がある。

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2005年4月 1日 (金)

年末一挙再放送を観終える

「踊る大捜査線」を見終える。昨年の年末に一挙放映されたものを録画していたものである。残念ながら4話だけ録りにがした。後半のエピソードはレンタルビデオで一度観た事があったようである。

確か1999年の作品だから5~6年前の作品である。小道具やセリフに時代のズレを感じる。モデムでインターネット接続したり、大量のビデオテープ、署長がストーカーという言葉をしらなかったり。たまごっちも登場した。たまごっちは今リバイバルしているが。

「踊る」に興味を持ったのは映画の2が公開されたのを観てからだったろうか。1999年頃は忙しくてドラマどころではない時期だった。僕は中学生になって、ぱったりとドラマを観なくなったのだが、日本の刑事ドラマには荒唐無稽なイメージがあった。「踊る」はよくリサーチして練りこまれた作品だと思う。そういう意味でも人気が高いのだろう。「踊る」の研究本を買って読んでみたが、警察組織について勉強になる本であった。登場人物の履歴がきっちり設定されている、というのも、この本で分かった。

ちなみに「社員が教える企業ミシュラン これが本当のマスコミだ」(渡邊正裕著 東邦出版 20-21P)によると、「踊る」の場合、フジテレビの警視庁担当だった記者がドラマ畑に異動して、自身の経験をもとに参画した経緯がある、とのことである。それでキャリアとノンキャリアの確執などがテーマになったのかな、と思う。

義兄から「踊る」の映画は2より1の方がよくできてるよ、と言われた。TV放映で1を見てみたが、実際、映画としては1の出来の方がいいと思う。

今年はサイドストーリー的な映画がゴールデンウィークと夏休みに公開されるようである。機会があれば観にいってみたい。個人的には、「踊る」は舞台のほとんどが湾岸署で、刑事たちの私生活は描写されてなかったので、そういう面が描写されるといいかな、と思う。

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