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2005年1月 3日 (月)

ノートパソコンの余生

余っていたノートパソコンを持ち帰り、母にゲームを教える。ソリティア、フリーセル、マインスイーパなどの付属ゲームであるが、母にとっては面白いらしく結構長い時間没頭している。頭の体操にはなると思うのでいいことかな、とは思う。

持ち帰ったノートパソコンであるが、NECのVersaProNXという業務用モデルである。SONYのVAIOに影響を受けたモデルで薄型が特徴である。今となっては古いモデルでHDDの容量など不足している。ソリティアマシンとして使う分には全く問題ないのだが、前の所有者がOSをWindows95から98にアップデートしたため、若干不安定になっている。終了するときに何ステップか踏まないといけないのだが、母にとっては覚えにくいだろう。このモデル、CD-ROMは内臓してないので何かと使い勝手が悪い。外付けのドライブは気に入らない。最近のモデルでは余程小型のモデルでない限り、薄型でもCD-ROMドライブは内蔵している様である。実際使ってみると、HDDの音がうるさい。僕が今使っているパナソニックのLet's NOTE と比べても格段にうるさい。

僕は一時期、パソコン初心者にパソコン操作を教えるのが仕事になっていた時期がある。それまでパソコンをほとんど触ったことのない中高年の人に基本的な操作を説明するのだが、基本的にはかな漢字変換、IMEの操作を中心にした。僕自身、パソコンを買って最初に苦労したのが文字の取り扱いだった。はじめて買ったモデルはWindows機ではなくMacだったのだが、セットアップしている最中に文字変換のやり方が分からないことに気がついて途方に暮れたことを覚えている。多分MacでなくてWin3.1なら挫折してただろう。そういう訳で初心者にはかな漢字変換を中心に教えていた。本来ならファイル操作も説明しなければならないのだが、午前中3時間のコースでは流石に無理で割愛させてもらった。僕が担当していたのは会社の業務をパソコンで(それ専用の業務システムで)行なうというものだったので、ファイル操作はそれほど関係なかったのだ。ちなみにクリックやダブルクリック、ドラッグといった操作を覚えるのに最適な教材はソリティアであった。遊んでいるうちに自然に覚えてしまうのだ。これは同僚がやっていたことなのだが、成る程と感心したことを覚えている。

母にパソコンの操作を教えてみたが、マウス操作が覚束ない。次第になれたようだが、パソコン全般の操作は難しいかな、と思った。もう70過ぎなのだからそこまで期待するのは無理というものである。そうであれば基本的な電源ON、OFFの操作はきっちりできるものが良かったのだが生憎持ち合わせがなかった。

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