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2005年1月27日 (木)

「オールド・フレンズ ライブ・オン・ステージ」DVDを鑑賞

サイモンとガーファンクル「オールド・フレンズ ライブ・オン・ステージ」DVDを鑑賞する。二人とも60代の年齢になって老人の域に入ってたのが感慨深い。僕がS&Gの音楽に触れたのは中学生の頃、もう20年以上前のことなので、その頃の彼らは40代でまだバリバリの一線というイメージであった。ちなみにリアルタイムで付き合ったのは「ハーツ・アンド・ボーンズ」からで、これはややセールスが不調であった。その後「グレイスランド」で華々しくカムバックする。

ライブのアレンジはアルバムの原曲に近いイメージがある。これはこれでしっくりくるものがあっていいと思う。二人の声は20代の頃の、透明でクリアな声質から少し変質した様だ。ハーモニー自体は未だ素晴らしいものがある。バックミュージシャンはおなじみのメンバーではなくて、あまり知らない人が多かった。ギターとチェロのマーク・スチュアートはポールのソロ・コンサートでも参加していた。バンジョーも弾くようでなかなか多芸な人だと思う。

DVDでの鑑賞であったが、ライブにいるかの様な感覚が味わえた。できれば日本でもコンサートを催して欲しい。これは多くの日本のファンが願ってることだろう。僕はポール、アートそれぞれのライブは聴いているのだが、S&Gとしてのライブは未経験である。

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できれば「エミリー・エミリー」も歌って欲しかった。アートのソロが絶品の佳曲である。

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ステージ途中で二人の掛け合いがある。ちょっときわどい内容で観客を笑わせている。子供の頃は人気ミュージシャンたち、僕が知っている範囲ではビートルズやS&G、はなぜ解散してしまうのか理解できなかった。大人になって多少彼らの感情が理解できる様になった。それぞれ個性の強いメンバーが意見をすり合わせながらやっていくのは非常に大変なことで、それならばいっそと思ってもやむを得ないだろう。実際ソロ作品にも良作が多数ある。

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