輝ける世紀
早朝、映画「グラディエイター」を観る。古代ローマ帝国五賢帝の時代を舞台にした作品である。東京では数ヶ月前にTV朝日系で放映されていたと思う。山陰にはTV朝日系の局がないのでこの時間帯になったのだろうか。映画上映時に観にいった覚えがあるが、冒頭のローマ軍団の戦闘シーンは見事だと思う。後半のコロセウムのシーンで残虐なシーン(人体が戦車の車輪に取り付けられた刃物で両断される)がカットされている様である。この映画を大味だったか、そう評した映画評論家がいたが、この作品は史実をベースにした大嘘を楽しむものだと思う。
<追記>五賢帝時代を気軽に知りたいなら、塩野七生の「ローマ人の物語」シリーズや『ローマ五賢帝―「輝ける世紀」の虚像と実像」(講談社現代新書 南川高志著)などが良いだろうか。特に後者は五賢帝時代、イタリア半島の人口動態(少子化の傾向が出ていた、だったか?)に触れていたり、ニグリヌスというトラヤヌス帝を帝位を争ったと思われる人物(近年の発掘で判明した総督)に触れているので、参考になるかと思う。
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