ニコンとキヤノンの落日――半導体露光装置に起きた地殻変動
週刊東洋経済 2020年10月24日号を読む。この本では半導体が特集されていて「半導体狂騒曲 黒子から主役」へと見出しが付けられている。
現在の日本は半導体製造装置と材料に強いと評価されているのだが、その中で55頁に「EUV露光装置で地殻変動 転落するキヤノン、ニコン」と見出しが付けられている。半導体のプロセスの微細化が進み、半導体露光装置ではオランダASMLのEUV露光装置が最先端を行っているのだけど、ニコンは「EUVはスジの悪い技術」として開発競争から撤退してしまった。キヤノンは「ナノインプリント」技術の開発を進めているが需要は鈍いとのこと。
ニコンの主要な顧客はインテルなのだけど、インテルがもしCPU製造の外部委託に動いたら、そしてそのときはプロセス競争で先端を行く台湾TSMCに委託することになるだろうけれど、その時ニコンは詰んでしまうのである。
記事の最後は「両社が生き残る余地は市場にいつまであるだろうか。」と結んでいる。
<追記>
キオクシアでキヤノンのナノインプリントが導入された事例があるとのこと。これはキヤノンのインクジェット技術あってのものらしい。
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