じっくり撮る分には普通のカメラ――シグマdp1 Quattro
カメラのキタムラでシグマdp1 Quattro(新品)を買う。Foveonセンサーに興味があった。
レンズ交換式のsd Quattroを買う途もあったが、思ったより大型なのでコンパクトなdpにした。またLマウントのシグマ機が出た現在、SAマウントを買う意味は低いと考えた。換算28㎜単焦点だが、GRD3で経験があったので特に問題なかった。
試し撮りしてみる。あれ、ベイヤーと変わらなくない? と思う。ネットで見たまるで等倍鑑賞のためにあるような解像感ではない。解像度が優れているのはレンズの性能的に中心部分だけか。また、レンズ周辺で一部流れている(?)箇所もあった。こういうのって不良個体だから交換して欲しいというユーザーがいるのだろうか。
maroの雑記帳と言うシグマファンのブログに掲示された写真を確認する。こちらも広角レンズで解像度が優れているのは中心部分だけで、周辺部分はそうでもなかった。画面全域で解像が優れているのは望遠レンズだった。
高感度は常用ISO感度の設定を確認するに、ISO100~800までらしい。まだ実写していないので確認が取れていないが、高感度は弱いと言える。
グリップは異例の後方に出っ張っている形で、実際に持ってみると違和感はないが、ボタンに触れそうかなと思う。
データの書き込みに若干の時間がかかるが、RAW撮影だともっと掛かるか。
近所の公演に行って試し撮りする。思ったよりも手ブレ写真を量産した。手ブレ補正機に慣れきっていてちゃんとホールドしていなのかもしれない。また、電池の消耗も速かった。200枚くらいが限度のようだ。池を撮ったが、水面がざらつく様だ。ごく偶に色収差が出ることがある。
じっくり撮影する分には思ったより普通のデジカメという印象。操作も特に難しい部分は無かった。画質も期待していた超解像度という程でもない。
JPEG撮って出し
<追記>
早朝に試し撮りをする。あくまで等倍鑑賞しての話だが、ISO500~640の辺りでザラザラした画質となる。細かいところまで気にするならISO400までというところか。
レンズ鏡筒がボディをはみ出るデザインはソニーNEXに近いものがあるだろうか。ミラーレスに見えなくもないデザインである。
<追記>
逆光に弱い印象。レンズフードは買っていないが、夏の強い日差しでは飽和してしまうというか光が漏れてしまうというか、仕上がりが今一つである。
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