三代目は小型軽量化――キヤノンPowershotシリーズの今
キヤノンPowershot G1X MarkⅢが正式発表された。センサーがAPS-Cと大型化してEOS Mシリーズとどう住み分けるのか分からない。EOS Mシリーズの方が安くつく気がするが、パッケージ自体はかなり小型化にシフトして作られた機種のようで、どうせならF2.8-4くらいのスペックが欲しかったところだ。
初代G1Xを買おうと思って、結局マイクロフォーサーズと被るのでG16にした人間からすると、大型センサーでテレ端が若干暗いレンズを積むのと、小型センサーで明るいレンズを積むのと、実際のところ、どちらが使い易いのだろう。一番いいのは大きいセンサーで明るいレンズを積むことだけど、これは大きく重くなってしまう。Powershotシリーズのユーザーは多少ゴツく重くとも高スペックを望むはずだが、G1X初代、先代の反省があるのだろうか。
僕自身、Powershot G16やニコンP7100のユーザーでもある。1/1.7型センサーの頃の高級コンデジはセンサーサイズは小さくとも、明るく良いレンズを積んで(ボディサイズもそれなりにある)画質を確保する方向性だったのが、1型センサーが主流になって以降は、センサーサイズに対するボディサイズはぎりぎりのコンパクト化という方向性に変わった。1型センサー機は所有していないので分からないけど、G1Xシリーズは小型化しなくてもよかったんじゃないかという気がする。
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