七月の雛
三週間ぶりに早渕川へ繰り出す。カルガモの雛はもう巣立ってしまったかと思っていたが、川の上流にいた。しかし、ここは堰でせき止められているので育ったとはいえ雛が乗り越えることができるだろうか。別の個体で気づかなかったのかもしれない。
下ると、今年カルガモが雛を育てていた辺りで、別の親子が泳いでいた。まだ、卵からかえって一~二週間くらいだろうか。黄色い産毛の雛である。
それはともかく、初めから四羽しかいなかった。カルガモの場合は八~九羽くらい産んでもおかしくないので、既に半数の命が失われたか。なぜ、命を落としてしまうのだろう。捕食者の存在が考えられるが、鳶の類、猛禽類はいない。蛇だろうか。それとも雨が降った際に増水して逃げ遅れた雛が流されてしまうのだろうか。そういう決定的瞬間に遭遇したことがないので、全ては想像に過ぎない。
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