裏面照射式CMOSよりCCDの方がいい
キヤノンPowerShot G16(中古美品)を買う。
元々は実家に置き去りにしたパナソニックG3やペンタックスK-x、オリンパスE-500などのサブとして使うことを想定して買ったもの。買う前は初代G1Xと迷ったのだけど、サブとしてはこちらがいいだろう、G1Xの1.5インチセンサーはフォーサーズよりちょっと大きいサイズで機能的にバッティングしてしまいそうだから、という理由でG16にした。
試し撮りして気づいたのは、低感度でもノイズリダクションがかかっていて、ディテールが潰れてしまう箇所もあったこと。GRD3、LX3、P7100等CCD機のイメージでいたため、想定外の画質となってしまった。裏面照射式CMOSの特性なのか、画像エンジンDIGICの特性なのかは分からない。
28-140mmF1.8-2.8とレンズが明るいので暗いところでも写るのはありがたい。ただ、裏面照射式CMOSといってもそれなりにノイズは出ており、高感度でもノイズリダクションまみれの画質であった。
<追記>
ノイズリダクション(高感度時NR)、デフォルトの標準設定から弱に変えてみると、気にならなくなった。とはいえ、周辺部などでうっすらとノイズリダクションがかかっている。
実際に買ってみるまで分からなかったが、低感度の画質はCCD機の方がすっきりして好ましい。表面?照射式CMOSのPowerShot G15の方が好ましい画質だったかもしれないが、生憎と買いそびれた。
G16で採用されている裏面照射式CMOSは他社の高級コンデジでも使われているはずで、画質は似たような傾向となるのだろうか。
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