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2013年7月27日 (土)

カメラ歴・実質数週間

中古でペンタックスK-xのレンズキットを買う。約4年前のエントリーモデル。新品当時から投げ売りされていたらしい。ホワイトモデルでラバーを除いてレンズの鏡筒も白く塗装されているので、実質的にボディとレンズをばら売りできない落とし穴がある。ショット数は6000枚ほどで比較的状態の良い個体。

なぜこれを選んだかというと、単3電池仕様だから(※エネループ使い回し)。SDHCカードまでは対応しているので一応現役として使える。

実のところペンタックスならK-30の新品を買った方が、通算しての満足度/支出額が高いのは間違いないのだけど、いきなりは敷居が高く、練習台として購入(安物買いの銭失いを地でいってる)。で、実家に持ち帰って運用する予定。

エントリーモデルなので、スーパーインポーズ(合焦するとマット面が赤く光る)が無い(※中央一点に設定している)。連写も3枚+α程度の貧弱さ。

他、センサーのゴミ取り装置(ダストリムーバブル)が旧式。マイクロフォーサーズだと超音波式でほとんど意識しなかったのだけど、この個体はセンサーに2箇所ほどゴミが付着していて取れない。画面の端っこだから大して気にしていないけれど、レンズを交換する際の安心感が全然違うだろう。

センサーはAPS-C1200万画素。最新のものとは比較にならないけれどソニー製のセンサーで、ダイナミックレンジの広さや高感度の強さは何となくだけど感じる。

光学ファインダーを覗くのは楽しい。似非評論家風に言うと「光学ファインダーの快楽」。自分で書いていてプッと失笑してしまう。

画質についてはよく分からない。ミラーショックが思いの外大きいのか微妙に手ぶれしてしまっているような気がするし(※ボディに手ぶれ補正装置を内蔵している)、AFの精度が若干甘いのかもしれない。かといってクレームをつける程でもない。これまではずっとコントラストAFで、位相差AFは初めて。

田舎の景色を撮るのがメインなので、交換レンズでタムロンのA16を購入。17-50mmF2.8。要するにF2.8通しズーム。キットレンズのときは思ったより軽いなと感じたのだけど、A16を装着すると「お、重い……」となった。レンズ単体で約430g。キットレンズは200g台。200gほどの違いで印象がガラリと変わった。

紫陽花を撮ってみたところ、被写界深度が思ったより浅かった。技術もセンスも無い僕の場合、フォーサーズやコンデジの方が分相応かもしれない。

厳然たる事実として、キヤノンとニコンで市場の8割くらいのシェアをとっているのだから、そちらの方が安牌だろう。ただ、メーカーによって相性があるようで、僕にとってはパナソニック、リコー、ペンタックス機が店頭で適当にいじっていて操作を理解し易いモデルだった次第。

ってな訳で昨年の3月に初めてP,A,S,Mモード付きのカメラを買って一年数ヶ月ほどで一眼レフまで辿りついた。かなり迷走したけど、カメラ歴・実質数週間。

<追記>
交換レンズはタムロンの17-50mmF2.8と28-300mmF3.5-6.3を購入。この二本の組み合わせでシステム構築完了。

レンズの写りの甘さとピントの精度の切り分けが未だにできていないが、対応策としてミラーレスのK-01を買う。コントラストAFなので動きものは撮れないが、ピントの精度は高く写りは良い。

ペンタックスの初中級機の欠点として、ダストリムーバブルが超音波式でないことが挙げられる。マイクロフォーサーズユーザーでもあるのだけど、レンズ交換時の安心感が全然違う。K-70が発売されたけど、上級機のように超音波式ダストリムーバブルを搭載するべきだと思う。

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