グローバルニッチは弱者の戦法として取り得るか
NHKクローズアップ現代「70年代曲から令和アイドルまで J-POP新潮流」をNHK ONEで視聴する。
ポピュラーミュージックで言語の壁を越えるのは非常に難しかったのだけど、配信サービスが普及、レコメンド機能がきっかけとなってSNSで拡散、これまで日本の音楽に馴染みの薄かった層を取り込むことに成功しつつあるようだ。
データ配信ということもあり、アクセスポイントやアクセス数がリアルタイムに把握可能となったのも大きい。現状、英語圏の国が主体のようだけど、それらの国の大都市でライブ公演を打つという意思決定が可能となった。
ギタリストの高中正義さんは(※ヴォーカルのないインストゥルメンタルでジャンル的にはフュージョンに分類されるか)は初の世界ツアーを敢行、45000人ほどを動員したという。
デジタル化の進展でアジア圏が恩恵を受け全体的に豊かになったのも背景として挙げられるだろう。
「グローバルニッチ」というキーワードが登場する。ニッチ(隙間)な層でも世界中からかき集めれば十分なボリュームとなり得る……ということだろう。
そういった点ではロングテール戦略と似ている。いずれもWEBサービスが絡み、リアルだけだと困難なところが共通点か。
ニッチ戦略は弱者の戦法ではある。でも、そこには「定評がある」という前提条件がついてくるのが要注意点。
……山陰地方の観光に応用できないだろうか。米子空港はソウル便や台北便が就航している。でも、そこから石見地方、銀山のある石東はともかく石央や石西まで足を伸ばすお客さんは多くないか。
成田空港は北米から東南アジア方面へ向かうハブ空港となっているとのことで、成田―羽田―萩石見と乗り継ぐ人は……少なさそうだ。関空なら新大阪駅まで出て、そこから広島なり新山口に向かえばいいのだろうけれど。
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