秩父は遠かった 20204.10
秩父に行く。朝6時44分のバスで家を出て西武秩父駅についたのは午前11時過ぎ。池袋駅から西武秩父駅まで約2時間の行程。西東京にお住いの方なら割と手軽な観光コースなのだろうが、横浜からだと片道4時間のコースとなり、結構大変であった。
池袋駅から西武池袋線に乗る。
車窓の風景は平坦な大地が続き、住宅が密集している。関東平野らしい光景。入間市駅は高台にあるらしく、一瞬であるが見晴らしがよかった。ほどなく飯能に到着する。
飯能から西武秩父線に乗り換え。飯能市は割と栄えた地方都市の雰囲気。飯能あたりで関東平野は終わり、そこからは山間を縫って走る形となる。秩父の辺りで広めの盆地が見えてくる。西武秩父駅に到着。
そこから秩父線にどうやって乗り換えるか分からずしばらくうろうろする。三峯神社行きのバスがあったが、神社は山奥なので到底無理であった。少し歩いて御花園駅まで行く。
そこから秩父駅まで行き(※徒歩でも700mくらいらしい)、秩父神社にお参りする。
拝殿と本殿の彩色された彫刻類が見事であった。中には左甚五郎作のものもあるらしい。神社を出て秩父まつり会館に入る。
ここでは山車や神楽面を見ることができた。秩父神社の神楽は神代神楽らしい。ここらで完全に息切れしてしまう。肉汁うどんの看板が目に入るが、秩父でも結局知らない飲食店には入れなかった。しばらく休憩して秩父駅まで引き返し、再び秩父線に乗って長瀞(ながとろ)駅まで向かう。長瀞駅から宝登山(ほどさん)神社にお参りする。
こちらも拝殿の彩色された彫刻がよかった。再び長瀞駅まで引き返し、帰りの電車まで時間があったので休憩する。
完全に息があがってしまい、秩父美術館は断念する。電車に乗ってしばらくすると、SLとすれ違った。反対方向を見ていたので、見えたのは石炭を積んだ荷台のほんのわずかな部分のみ。一本ずらせば長瀞駅でSLを見ることができたのだが、そのためにまた数十分遅れるのも嫌で見合わせた。御花園駅まで戻ると、再び歩いて西武秩父駅まで戻る。
ここでソフトクリームを食べて休憩。それから飯能駅行きに乗って飯能まで引き返す。
一旦飯能駅で下車し、北口と南口のロータリーを撮影する。
疲れていて早く帰りたかったので商店街まで足を延ばすことはできなかった。駅ビルに「ヤマノススメ」のあおいちゃんのプレートというのかアニメの絵を拡大した像が置いてあるスポーツショップがあった。飯能から池袋行の急行に乗る。案外空いていた。
池袋駅からは埼京線に乗り換える。渋谷から新宿、池袋に行くには埼京線に乗った方が楽というのに今頃になって気づく。渋谷で乗り換える。一瞬、ハチ公前の広場に出たので夜景を撮影してみたが、後で確認してみると手振れしていた。1型センサーでF2.8のレンズでは気をつけないと手振れしてしまうようだ。渋谷から田園都市線に乗る、各駅停車で幸い座れた。あざみ野駅で降車、横浜市営地下鉄に乗り換える。センター南駅で降車する。アクエリアスを飲んで水分補充。しばらく地下一階で休憩する。大阪王将で中華そばでも食べて帰るかと思っていたら、時間帯的に混んでいて(午後7時過ぎ)、諦める。江田駅行きのバス停まで行き、30分ほど待つ。それからバスに乗って帰宅する。
しかし、日帰りの小旅行で完全に息があがってしまったので、今後は小旅行すら厳しいかもしれない。
| 固定リンク