大田市

2026年2月20日 (金)

チケット完売とのこと――創作音楽劇サヒメ

大田を象徴する三瓶山題材 音楽劇「サヒメ」22日公演 市民ら60人神話の世界再現
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/952696

山陰中央新報の記事。詳細は不明だが、三瓶山の噴火と復興を軸に物語が展開されるらしいので、素材となった伝説に大幅な改変が施されているのかもしれない。

元となった伝説は前半は物悲しい雰囲気なのだけど、後半は明るくポジティブな展開へと変わるので、別の人が後で話を付け足したのではないかと思っている。それと、最終的に三瓶山に到達するといった展開なので、大田近辺を舞台として物語を再構成するのは妥当な方向性だろう。

行きたいけど、体調がどうも復調してないし、このところ処理しないといけない案件が重なったりして心に余裕がないな……と思っていたら、チケットは完売とのことであった。

……まあ、おそらく大田市近辺のプレイガイドでないとチケットの購入ができなかったろうから、今回はどうにもならなかったか。

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2026年2月 7日 (土)

『創作音楽劇 サヒメ』が大田市民ホールで上演とのこと

2026年2月22日(日)、大田市民会館・大ホールで『創作音楽劇 サヒメ』が上演されると知る。原作の洲浜昌三氏は以前当ブログにコメントを下さった。あのときは変なレスをしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。

脚本・作詞の川崎万里さんは「ハロー!この町」でも作詞されていた方。作曲者の方は違う人のようだ。

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2025年1月14日 (火)

たまには役にたった?

広小路の英字ページ(浮布池と姫逃池)に大田市からアクセスが。言語はフランス語だった。フランス語に翻訳して読もうともされていたようなので、おそらく観光客だろう。たまには役にたつこともあるようで良かった良かった。……というか、石見銀山関連でインバウンドもあるだろうと想定して大田市の伝説の記事を機械翻訳ながらも英訳しておいたのではあるが。以前、琴ヶ浜(琴姫)でもそんなアクセスがあった。実際に訪れたその池や海岸にまつわるこんなお話があると知れたら、魅力的に思えるはず……。

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2024年1月30日 (火)

「砂時計」の作者だったとは……

漫画のドラマ化が不評で炎上して対応に追われた少女漫画家が自殺したというニュースがあったが、その芦原妃名子さんは「砂時計」の作者だったと知る。島根県ともご縁のあった方だった。「砂時計」はドラマ化、映画化もされた。少女が母の自殺というトラウマを克服するストーリーだったが、まさか原作者ご自身があんな結果になってしまうとは。

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2024年1月15日 (月)

五十猛のグロが再開された

NHK+で「しまねっとNEWS610」を見る。五十猛の民俗行事グロが取り上げられる。2021年にコロナ禍で中止となっていたのが復活したとのこと。韓神新羅神社にはお参りしたことがあり大浦漁港には行ったことがあるが、グロの映像を見るのは初めて。竹で骨組みを組み笹で周囲を覆い、筵で屋根を覆う。なぜグロと呼ぶのかは知らない。

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2024年1月11日 (木)

これからはネット通販依存か――島根県大田市の書店が閉店

大田市の書店が閉店するというニュースがXで流れてきた。大田市にお住まいの人はこれからはネット通販に頼ることになるか。わざわざ出雲市まで買いにいかないだろう。

そうはいうものの、僕自身、本屋にはめっきり足を運ばなくなった。紙の本を増やせないという事情もあるが、電子書籍で大抵の場合は事足りるからである。

雑誌についてはタブレット端末(※8インチでHDの解像度)やパソコン(FHD)でも小さくて読みづらいとは感じるので紙の優位性はまだあるかもしれない。ただ、雑誌はいずれ処分してしまうので、電子書籍の方が後々残しやすいかもしれない(※電子書籍は所有権ではないので何らかの事情で読めなくなるリスクもあるが)。

<追記>
閉店する店はジュンテンドー系列の店だった。浜田市にも駅裏、医療センターの近くにある。浜田もいつそうなるか分からないということでもある。

<追記>
僕の場合、電子書籍を利用するようになって読書量が増えた。紙の本だと保管スペース等の問題で心理的にブレーキがかかっていたのだが、電子書籍なら実体はないから保管スペースは気にしなくていい。固定レイアウトの本は電子書籍だと読みづらい場合があるのだけど、小説や新書、漫画の類なら電子書籍リーダーで問題なく読める。

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2023年9月30日 (土)

よみカルの石見銀山講座

よみカルの「世界遺産・石見銀山を学ぶ[オンデマンド講座]徳川家康と石見銀山」というWEB講座を見る。

「1.江戸初期の石見銀山」では最盛期に現在価値で175億円相当もの銀を産出していたと推定している。銀山では10歳くらいから下働きをはじめ手子(てご)と呼ばれたそうだ。今でもてごをしてくれ(手伝ってくれ)という方言に残っている。30歳になると病気のない者はいないという過酷な労働環境だったようだ。

「2.石見銀山奉行、大久保長安という人物」では初代・銀山奉行の大久保長安(ながやす)の話が語られる。長安の元では安原伝兵衛(安原備中)という山師や宗岡佐渡(元は毛利氏の家臣だった)といった部下が活躍したと語られる。銀山には行ったことがあるが、大久保長安の墓はどこにあるか分からなかった記憶がある。

「3.石見銀山のその後」では天下の総奉行と呼ばれた長安だったが、死後、不正蓄財を咎められ、七人の息子が全て切腹させられる等して大久保家は断絶してしまう。石見銀山には次の奉行が任命され、安原備中、宗岡佐渡たち実務家たちにまでは累は及ばなかった……という内容である。江戸時代では民政に貢献した人材には高い石高が与えられていない。よくて小大名、大抵は旗本といった処遇だったとのこと。

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2022年10月 5日 (水)

「戦国武将が欲しがった石見銀山」を視聴する

よみうりカルチャー・島根を学ぶオンデマンド講座「戦国武将が欲しがった石見銀山」を観る。大内氏・尼子氏・毛利氏の銀山を巡る争いが解説される。講師は小和田哲男氏。

大内氏:守護大名から戦国大名化
尼子氏:守護代から戦国大名化
毛利氏:国人一揆から戦国大名化

とそれぞれが異なるルートを辿って戦国大名化したとのこと。

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2022年9月 4日 (日)

世界の一割を産出――「ブラタモリ」石見銀山編

NHKプラス「ブラタモリ」石見銀山編を見る。銀山のある仙ノ山は凝灰岩でできており、火山灰などが積もった山だそうだ。柔らかい凝灰岩の山に銀を含んだ熱水が浸透した。その柔らかさ故に鉱脈自体は細かったものの掘り進めやすかったとのこと。

僕は石見銀山には三回ほど行ったが、温泉津にはまだ行ったことが無い。

<追記>
大森の町並みは窓枠をサッシから木製のものへと変えたとのこと。利便性よりも観光地としての見た目を優先させた訳だ。

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2022年6月18日 (土)

蛇島――モチーフ分析

◆あらすじ

 昔、温泉津の釜野の辺りに長者がいた。長者には美しい娘がいた。多くの若者たちは誰でもその娘を欲しいと思った。ところが近くに山の主と言われる大蛇がいた。大蛇も娘を欲しいと思って何度も長者に申し込んだが、長者は承知しなかった。

 蛇の頼みがあまりにしつこかったので、長者も断りきれなくなって、それでは釜野の沖の島を八回巻け。巻くことができたら娘を嫁にやろう。その代わり、巻くことができなかったら、この土地から出ていってもらうと言った。
 大蛇は大喜びで沖に出て島を巻きはじめた。そうして七巻き半まで巻いたが、どうしても後の半分ほどが足りない。大蛇は必死にぐいぐい締め付けたが、どうしても八回にならなかった。

 大蛇はくやし涙を流しながら長者との約束を守って、海を渡ってどこへともなく立ち去った。

 そのとき蛇が締め付けた跡が島に残った。それで蛇島と言うようになった。

◆モチーフ分析

・温泉津の釜野に長者がいる
・長者には美しい娘がいる
・多くの若者が娘に求婚したいと思う
・近所の山の主である蛇が求婚する
・断りきれなくなった長者は条件を出す
・蛇は実行する。島を身体で巻くが七巻き半しか巻けない
・どうしても八回巻けない
・あきらめた大蛇は約束を守って去る
・蛇が巻いた跡がついた島は蛇島と呼ばれる様になる

 形態素解析すると、
名詞:蛇 長者 娘 島 求婚 七 八 半 多く 大蛇 実行 山 条件 温泉津 約束 若者 蛇島 跡 身体 近所 釜野
動詞:巻く いる あきらめる する つく 出す 去る 呼ぶ 守る 思う 断る
形容詞:美しい
形容動詞:主
副詞:どう

 蛇/娘/長者の構図です。蛇/島の構図でもあります。蛇―(巻く)―島の図式です。

 釜野の長者には美しい娘がいて[美女の存在]、多くの若者たちが求婚したいと思う[求婚の願い]。近所の山の主である蛇が求婚する[求婚]。断りきれなくなった長者は釜野の沖の島を八回巻けと条件を出す[条件の提示]。蛇はどうやっても七回り半しか巻けない[条件の未達]。あきらめた蛇は約束を守って去った[退去]。

 どうやっても七回り半しか島を巻けなかった蛇は約束を守って退去した……という内容です。

 発想の飛躍は、蛇に島を八回巻けと条件を出すところでしょうか。蛇―(巻く)―島の図式です。実際にやってみると七回り半しか巻けず条件が達成できません。

 要約しますと、蛇の<求婚>から<条件の提示>、実行するも<条件未達>。求婚を諦めて<去る>という内容です。条件の提示に当たっては長者に知恵が働いたか明確にされていません。<求婚>と<条件の未達>が、この話の骨子です。

 見方を変えると、<嫁>の欠落を埋めるべく求婚しますが、条件未達で欠落は埋め合わされません。更に失敗したときの条件として、その土地を去ることになるのです。

◆参考文献
・『日本の民話 34 石見篇』(大庭良美/編, 未来社, 1978)pp.19-20.

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