ジャズコンサートに行く 202312
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パソコンが故障したが、諸事情でタブレットでしのいでいる。ミニコンポも故障していて(メーカーが潰れたので修理できず放置)音楽が聴けない環境となった。やむなくAmazon Musicに加入する。ちょうどセール中で4か月無料で加入できた。
僕はCDを200枚くらい所有していて、その内の一部をパソコンに取り込んでいる。気に入った曲を繰り返し聴くタイプなので、聴き放題サービスでも結局は同じ曲ばかり聴いている。
聴き放題サービスでいいのは、気軽に試聴できることである。僕は耳に馴染まないと曲の良し悪しが判定できない。そういう意味でCDを買うときは一種の賭けとなる。その時点では気に入るか分からないからである。
なぜかジャズだけは初見の曲でも抵抗なく聴ける。ただ、どの曲も同じように聴こえてしまうが。
サイモン&ガーファンクルの曲を聴いてみるが、リマスターされて音質がクリアになっている。タブレットの貧弱なスピーカーでもはっきり分かる。
なぜパソコンのスピーカーよりタブレットの方が高音がクリアに聴けるのか分からないが、年老いて耳が衰えたと思っていたので意外である。
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マーラーの交響曲全集をパソコンに取り込む。交響曲第8番「千人の交響曲」などパソコンの貧弱なスピーカーでは再生しきれない。ONKYOのミニコンポがあるのだけど故障していて、もう修理も受け付けてくれないだろう。ミニコンポというジャンル自体が衰退していて乗り換え先がない。イヤホンで音楽を聴くのは嫌。
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バーンスタインのマーラー交響曲全集が届く。輸入盤で6000円ほど。当然、日本語のライナーノーツはついていないが、CDのはフォントが小さくて老眼にはつらいし、今の時代はネットもあるしで、以前ほどには必要でないのかもしれない。
聴いたことのある曲は、1、2、4、5、大地の歌、9,10。9番と10番は聴いたばかりで耳に馴染んでいない。3、4,5をパソコンに取り込んでおらず聴きたくなった
交響曲第三番第一楽章をパソコンに取り込もうとすると、楽曲データベースに登録されておらず、タイトルが不明となる。
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NHK FMジャズ・トゥナイトを聴く。ストリングスの入ったジャズに「コマーシャルだ」という批判が向けられたそうである。コマーシャルだから日本語にすれば商業主義となるか。DJの大友氏は素晴らしいものは素晴らしい、そもそも商品として売るのだからコマーシャルなのだとのことである。
当時流行っていたムードミュージックに接近したことがコマーシャルだとされたとのこと。
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「日本の芸能 神楽囃子」CDが届く。なんとかパソコンに取り込んで聴いてみる。うーん、僕にはジャズがどれも同じように聞こえるのだけど、神楽囃子もそうかもしれない。しばらく聴き続けて耳に慣らすしかないか。
早はバトルの場面で掛かる曲だろうか。大拍子が細かくリズムを刻む。ニンバ(仁羽)は組曲の最後に入れられているが、もどきが活躍する場面でもかかりそうである。三番地(さんばら)はモドキのハコビの舞でだろうか。
解説は本田安次なのだけど、「紅葉狩」は近代神楽に分類されている。
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Amazonで江戸神楽若山流家元 若山胤雄社中「神楽囃子」CDを買う。関東の里神楽の解説を読んでいて、ここはサガリハとかハヤとか書かれているのだけど、曲を知らないから想像できなかった。これである程度分かるようになるかもしれない。ただ、残念なのは乱拍子が収録されていないことだ。
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朝日新聞のニュース、吹奏楽の聖地、普門館が取り壊されるという記事が目に留まる。歴代の金賞の記録が残されているのだけど、出雲一中と出雲二中が異様に強いのである。両校で全国同時入賞を果たした年がある。島根の公立中学だから集って来るのは特に選ばれた存在という訳ではないはずである。優れた指導者がいたということだろう。僕自身は楽譜が読めない単に聴くだけの趣味だけど、ずば抜けた成績だと思う。石見地方の高校では川本高校が金賞を受賞していた。
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NHK-FMでワーグナーの楽劇「ワルキューレ」を聴く。ワルキューレの騎行で有名な作品。各幕の前にあらすじの解説はあって、おおさっぱには分かるのだけど、ラジオなので情景が浮かばないのが残念。ニーベルングの指環はいつかDVDで見たいと思っていて、未だにかなわずにいる。
ジークムントとジークリンデは兄妹で、そのカップルから生まれるのが英雄ジークフリートなのだ。近親相姦で生まれる英雄というモチーフは純血思想に繋がるのだとか(で、ナチスに利用される)。ワルキューレ(戦乙女)であるブリュンヒルデはジークフリートを身ごもったジークリンデを逃して、父ヴォータンの怒りに触れ、炎の山で永い眠りにつく。その眠りを覚ます英雄がジークフリートなのである。
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