縁があるならば――『新版 歎異抄 現代語訳付き』
千葉乗隆/訳注『新版 歎異抄 現代語訳付き』を読む。一読しただけで理解できるはずもないが、印象に残ったのは、縁があれば僕のような凡才でも千人も万人も殺せてしまえるかもしれないといったことである。まあ、僕には権力への志向性はないけれど、無能だけど権力欲が人一倍強い人が頂点に上り詰めてしまうことも歴史上なかった訳ではない。
大前提として冒頭で専修念仏を唱えている。ここはラディカルであるが、以下の小前提ではかなり慎重な態度をとってみるように見受けられる。これは親鸞自身が法然とともに流罪に処せられたことも背景にあるかもしれない。が、親鸞自身、元から穏健な人物だったのではないかという気がする。
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