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2026年1月22日 (木)

山陰道・三隅益田道路が3月28日に開通予定とのこと

山陰道・三隅益田道路、三隅IC―遠田ICまで3月28日に開通予定と報道があった。益田市街地の高架化はまだだけど、遠田以西は既に車が行き来しているので、これで実質的に江津から益田まで自動車専用道路で繋がることになる。10分ほどの時間短縮を見込んでいるとのこと。

……浜田道に接続する高速道路として江津道路は以前からあった。江津には窯業(瓦産業)や製紙業があり、重量物を運搬するため必要と判断されたのだろう。思うに、益田の空港まで延ばしておけば状況は今よりマシだったような気がする。同じ国土交通省の管轄でも空港と道路では部署が異なる。縦割り行政の弊害が出た事例と言えるかもしれない。

中国道・六日市ICから下りるルートや国道9号線で山口方面から向かうルートは川沿いを走るルートが多く線形や起伏がそこまで悪くないので必要ないと判断されたのかもしれない。たとえば広島から益田に向かうのにわざわざ浜田を経由したりはしないだろう。

ただ、たとえば精密部品の運搬では荷主は輸送中の振動による破損を嫌う。前世紀末頃にカーゴ系の大型トラックのリヤサスペンションはエアサス化して荷台の振動を抑制する仕組みが取り入れられてはいるのだけど。そういう背景も益田の臨空工業団地の入居率が伸び悩んでいた理由の一つと推測する。

問題は山口県区間の進捗率がはかばかしくないこと。萩小郡道路はあと数年で全通すると思うが、萩―益田間に限っても15年くらい先になるのではないか。加えて関門海峡に新たに架橋する計画が進行している。

車の流れが変わることで国道沿線の商売への影響を懸念する声もある。影響を受ける業種は確かにあるが、商用車の多くは山陰道に流れるだろうし、分流とは言わないだろうけれど、全体としてはプラスに働くだろう。

山陰中央新報の記事で江津市都野津の運送業者(瓦を輸送)のコメントが載っていたが、推察するに、九州方面への出荷時は江津道や浜田道は経由していないようだ。ドライバーの労働時間の短縮の問題や、軽油の価格がレギュラーガソリンと変わらない水準となったのも大きい。運送会社の場合、確か人件費が4割、燃料・油脂代が2割くらいを占めるのだったか、経営を直撃しているはず。ただ、僕自身は石見地方で瓦を輸送している大型トラックを目撃したことはない。姫路市では何度も見ているので見れば分かるはずだが。夜間に輸送しているのかもしれない。

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