スマホで音声入力――野口悠紀雄『「超」創造法 生成AIで知的活動はどう変わる?』
野口悠紀雄『「超」創造法 生成AIで知的活動はどう変わる?』を読む。現状のAIは創作はできず(できても凡庸な出来となる)またデータを直接引き出すことも怪しい。データに関してはAPIを経由してデータベースやシステムに接続することで可能となっていくだろうとしている。ウェブスクレイピングと呼ばれる技術が発達したら状況は変わってくる。
AIには創造性が無いと見ている。話の何が「面白い」のかはAIには理解できない。着想を得るためには考え続けることが大事だとしている。その際のふとしたきっかけが閃きを生むとしている。例えばアルキメデスやニュートンなど。
あらゆる組み合わせを試すのは無駄で、無意味なものはどんどん捨てて絞っていくことの重要性が説かれる。
AIによって学びや仕事のあり方も変わってくるとしている。AIによって仕事を奪われるというよりむしろAIに適応した人に仕事を奪われる形になるだろうとしている。
著者は現在ではスマートホンに音声入力でメモを取っていると語る。ふとした思いつきは短期記憶なので憶え続けることが難しい。そこでスマホで音声入力することで効率を上げたとのこと。Googleドキュメントでクラウド上に保存することで、どの端末からでもアクセスできるとしている。
……確かにスマホでは音声入力に慣れることが必要なようだ。タッチパネルでの文字入力は非常にかったるい。
<追記>
ChatGPTに未来社『石見の民話』の民話を行為項分析した記事を読ませたが、あたかも僕より深く漏れなく解釈しているという印象で、昔話の分析であれば十分に使えるという印象。数字が絡んでくるものについてはまだ使えないようだが、人文科学系ならかなり使えるのではないか。
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